1.無理に構わない

猫と触れ合う時間は、至福のひとときですよね。でも、それ、猫の気分が乗っているときだけにしましょう。もちろん、スキンシップはとても大切なのですが、猫はもともと単独で行動をする動物なので、ひとりになりたいときもあるのです。

猫は、甘えたくなると自分から飼い主さんに寄っていくことが多いです。そんなときがスキンシップのチャンス。たくさん甘えさせてあげて下さいね。

ただし、そんなときでも、長い時間構っているとイライラさせてしまうかも。猫の様子を見ながら、猫のペースに合わせてあげることが、猫の機嫌を損ねないためには重要なのです。

2.お世話を欠かさない

猫との生活で大事なのが、お世話です。当たり前のことかも知れませんが、毎日となると、これが意外と大変なもの。

猫は規則正しい生活を好むので、ごはんの時間が遅れると催促されてしまうでしょう。朝、ゆっくり寝ていたくても、起こされてしまうなんてこともしばしば。

また、猫トイレが汚れていると排泄を嫌がるため、いつも清潔にしておく必要があります。ブラッシングや爪切りなどのケアも欠かせません。

しかし、猫はお世話をしてくれている飼い主さんのことをちゃんと見ていますよ。毎日一生懸命お世話をする飼い主さんの愛情は、必ず愛猫に伝わっているはずです。

3.強い香りは避ける

アロマの香りは、人間にとっては心地よいもの。しかし、猫にはどうでしょうか。

猫の嗅覚は非常に優れています。人間にとって心地よい香りでも、猫にとっては強すぎると感じているかもしれません。それだけでなく、その香りによって猫の健康を害してしまう恐れもあるのです。

その理由は、アロマテラピーに使用するアロマオイルやエッセンシャルオイルは植物から抽出されていますが、肉食動物である猫は、体内で植物の成分を分解できないからです。

猫は衣類についた柔軟剤の香りやタバコのにおいも嫌がるので、十分気をつけましょう。

4.大きな音をたてない

猫は聴覚も優れています。そのため、大きな音が苦手です。警戒心も強いので、突然の大きな音には恐怖心を抱いてしまうこともあります。

急に大きな音をたてたり、大声を出したりしないよう気をつけましょう。テレビやオーディオの音量にも気を遣ってあげて下さいね。

掃除機やドライヤーなどは仕方のないものですが、猫が他の部屋へ移動できるようにしたり、安心して隠れられる場所を用意しておいてあげましょう。

まとめ

今回は、「猫と暮らす部屋」で守らねばいけない約束について解説しました。

大事なのは、猫の習性を知り、猫のペースに合わせてあげること。それが結果として、お互いの幸せにつながるのです。

愛猫に安心して健康的に暮らしてもらうためにも、今回解説したこの約束をいつも忘れずにいましょう。


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情報提供元: ねこちゃんホンポ
記事名:「 『猫と暮らす部屋』で守らねばいけない4つの約束 飼い主さんが避けるべきものや行動