猫の飼い主になったら変わること4つ いいことも困ることも…猫を迎えるなら全部受け止める覚悟で
1.掃除を頻繁にするようになる
猫の排泄物はニオイが強いため、こまめな掃除が必須になります。掃除を怠ると家が臭くなったり、猫がトイレ以外の場所で排泄をしてしまうことも。
掃除の頻度が上がるということは、猫を飼った人がもっとも感じる生活の変化かもしれません。
面倒くさがりな人には少々億劫かもしれませんが、意外にも「以前よりきれい好きになった」という人も多いようです。猫が快適に過ごせるためならと、苦手な掃除も率先してやりたくなるのかもしれません。
また誤飲を防ぐため、家の中の整理整頓にも注意が必要になります。アロマグッズや薬品などは危険性が高いため、猫の手が届かない場所にしまったり、そもそも購入しないという選択をしたり、我慢を要する場面もあるでしょう。
2.規則正しい生活を心掛けるようになる
猫を飼うと、生活のすべてが猫中心になります。
たとえば、成猫は1日2回、子猫は頻回に分けて食事を摂る必要があるため、自分のペースだけで生活することはできません。猫に合わせた結果、以前よりも規則正しい生活になることが多いようです。
もちろん、猫を飼いたい人の中には、ダラダラする時間が好きな人もいるかもしれませんね。しかし実際に猫と暮らしてみると、猫に振り回されることを負担と思わない人も多いようです。
具体的には、猫との時間を確保するために朝早く起きるようになったり、仕事帰りの寄り道をやめたという人も。
一方で、猫のお世話が面倒になり、後悔につながるケースがあることも事実です。そのため、猫を初めてお迎えする場合は、自分の性格をじっくりと思い起こし、今後の猫中心の生活への変化を許容できるかどうか、真剣に検討する必要があります。
3.精神的に安定する
猫を飼うことで、心の持ちようが変わったという人もいます。
猫の姿を見てホッと癒されたり、愚痴や弱音を聞いてもらって元気になれたり。猫がもたらしてくれる精神的な効果は計り知れません。自分を頼りにしてくれる存在が常にいるという事実は、命の重みという大きな責任とともに、心の安定も運んできてくれるようです。
また、猫との暮らしの中で、考え方が変わったという声もあります。
猫は良くも悪くもマイペースな生き物。人間社会においても気ままな人に振り回されるシーンは少なくないですが、「まあいいか」と受け入れる心のゆとりが生まれるようです。また、我が道を行く猫の生きざまから、「自分らしく生きること」について勇気をもらう人もいます。
猫好きのサークルやイベント、SNSなどで、交友関係が広がるという嬉しい変化を経験した人もいるようです。猫好きと思いを共有することで、思いのほか社交的な性格に変わった…なんてこともあるかもしれませんね。
4.インドア派になる
猫ならではの変化として、「インドア派になった」という声もよく聞かれます。
基本的に猫は家の中だけで暮らすため、一緒にいる時間を持とうとすると自ずとインドアになるようです。無駄な外食が少なくなったり、アウトドアな趣味に行かなくなったりする人もいます。
また、家族で猫を飼うと、「会話が増えた」「喧嘩をしなくなった」というケースが少なくありません。猫という共通の話題があるため、自然と会話が増えるのかもしれませんね。夫婦喧嘩をしていると猫が怖がるので、猫のために穏やかな気持ちでいることを心掛けているという人もいるようです。
反面、猫を飼うと旅行のハードルは格段に上がります。家を空けるためにはペットホテルやシッターを手配しなければならず、経済的な面でも負担が増します。定期的に旅行に行きたくなる…という人は、猫の預け先についてしっかり考えておかなければなりません。
まとめ
猫を飼うと、それまでの暮らしに大きな変化が訪れます。
さまざまな面で負担が増えますが、一方で、精神的な安定がもたらされたり、家族の絆が深まるというケースも多分にあります。
猫を飼うときには、それらの変化を受け入れられるかどうかが重要なポイントになるでしょう。
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