1.コビー

「コビー」は、がっしりとした骨格と丸みを帯びた体つきが特徴的なボディタイプを指します。顔の輪郭も丸っぽいことが多いです。

代表的な猫種としては、エキゾチックやヒマラヤン、ペルシャ猫などが挙げられます。

足や胴体などの体のパーツが短めなのも特徴的で、「可愛い」という表現が似合います。

2.セミコビー

「セミコビー」は、コビーよりもずんぐりして大きくないボディタイプ。がっしりした体つきである点はコビーと同様ですが、足や胴体、尻尾はやや長めです。

代表的なセミコビーの猫種としては、スコティッシュフォールドやアメリカンカール、ブリティッシュショートヘアーが該当します。

3.オリエンタル

「オリエンタル」は、スラっとした体つきが特徴的なボディタイプで、足や胴体、尻尾はスリムでコビーのような丸みもあまりありません。輪郭もくさびのようなスリムな形状が多いです。

イメージとしては「スタイリッシュ」という表現が似合っています。

すらりとした体つきであるため、平均体重も比較的軽め。代表的な猫種としては、シャム猫やバリニーズが挙げられます。

4.フォーリン

「フォーリン」もスレンダーな体つきな猫のボディタイプです。ただし、オリエンタルほどスリムではありません。

『フォーリンが猫の一般的な体つきである』という意見もあります。

代表的なフォーリンの猫種としては、アビシニアンやソマリ、ロシアンブルーがいます。

5.セミフォーリン

コビーとフォーリンの中間にあたるのが「セミフォーリン」。

基本的にはフォーリンに近いですが、コビーのようにやや丸みがある体つきで胴体も短めです。

マンチカンやアメリカンカール、トンキニーズなど、人気が高い猫種がこのボディタイプに該当します。

6.ロング&サブスタンシャル

「ロング&サブスタンシャル」は、いわゆる「大型猫」に該当するボディタイプを指し、上記5種類に該当しないボディタイプの猫が、このボディタイプに分類されます。

このボディタイプが該当するのは、ノルウェージャンフォレストキャットやサイベリアン、メインクーンなどです。体つきは筋肉質で胴体も長めで、逞しい体つきなのが特徴的です。

こちらに分類される大型猫は、大きい個体だと10kg近くまで育つことも珍しくありません。そのため、飼育するときは、大型猫専用の猫用品を用意してあげる必要があります。

まとめ

猫の「ボディタイプ」を理解していると、愛猫が将来どのような体つきに育つのか、予想しやすくなります。

愛猫が肥満であるかどうかを判断する材料にもなるでしょう。愛猫のボディタイプを把握したうえで目標の体型を決めると、健康面でも安心です。

今回の記事を参考に、ご自宅の愛猫がどのボディタイプに該当するのか、チェックしてみてはいかがでしょうか。


■関連記事
猫が『触って欲しい』ときに送るサイン4つ!触ると喜ぶ身体の部位と触り方のコツとは?
猫が寂しかった時にする5つのサイン
お湯があると知らずに『飛び込んだ猫』の反応…微笑ましい光景に17万再生を記録「珍しいね」「まるで飛び込みの選手」の声
『8年以上外で生き抜いてきた猫』が人に慣れるまで…尊い光景に3万3000再生「日々の努力の形に感動」「信念が伝わった」の声
猫の『おててないない』の瞬間…素晴らしい動きに1万5000いいね「ベテランのスムーズさ」「余裕さがまるで匠の技術」の声
情報提供元: ねこちゃんホンポ
記事名:「 猫の『ボディタイプ』って知ってますか?6つの代表的な種類、それぞれの特徴や猫種など