猫はもちろんのこと、私たち人やすべての生き物は生きていくうえで眠って休息することが必要です。



そのための寝床は、清潔で静かで冬は暖かく夏は涼しいなら最高ですね。



お気に入りの場所で、スヤスヤと眠っている姿を見ると、心の底から幸せな気持ちになります。

 







その場所は、あなたのベッドだったりキャットタワーの上だったり、ソファやクロゼットの中かもしれませんが、お部屋はどうなっていますか?



日中もテレビが付いていたり、音楽やゲームの音がなって、騒がしかったり、アロマや香水の匂いが充満していたりしていないでしょうか?



シッター先でも猫がひとりでさびしいからと、テレビをつけっ放しでお出かけする方もいますが、一日中聞こえてくる音は猫にはむしろ騒音かもしれません。



ジャズやクラシックが好きな猫もいますが、タイマーにして少しの間、流れる位が丁度いいのかもしれません。



お部屋の灯もずっとつけっ放しだと、時間の経過を感じられませんね。



だた寝ているだけで、快眠とは言い難い環境になっていないでしょうか?



猫は一日12時間から18時間(それ以上も)寝ています。



元々は、穴倉で寝ていたので薄暗い場所を好みます。そして、日の出と共に起きて日の入りと共に寝ます。



人と暮らすようになった猫は、だいぶ人の生活に合わせられるようになってますが、猫本来の身体はそのようにできているはずです。



きっと私たち人も同じ生き物ですから、それが自然なのでしょうね。



自律神経の乱れも、朝のお日様に当たることで解消されると聞きます。



猫たちには、家の環境と天候を考えて静かに眠れる場所を作ってあげたいですね。



猫は本能的に少し高くて、狭くて、周りとの境界がはっきりしているのを好みます。



きっとその方が安全と感じるのでしょうね。家猫ならばどこも安全といえるのですが・・・



『安全』を手にしているので『快適』を提供してあげたいですね。



テレビをつけっ放しにするより、お部屋の窓から外が見られる場所があれば、退屈しのぎになります。



シッター先の猫は、いつもお向かいのマンションの出入りする宅配の人や郵便屋さん、子供たちを熱心に見ています。



飽きたら飼い主さんのベッドでウトウト・・・よく寝ている猫ですが、自分の猫は寝過ぎではないかと心配することもありますよね。



昼夜を問わずうたた寝をするし、一日中一人ぼっちで家にいるなら、なおさらその間は寝るので、正常といえます。



寝過ぎかどうかの判断基準は、活動的な時間が日中に数回あるかどうかです。



数回のグルーミングもしているかも大切ですね。



健康な猫は、眠りと活動(グルーミングや、爪とぎ、外を眺めたりなど)を交互に行うようです。



老猫さんはもっと睡眠時間が長くなりますが、活動(いつもの行い)するかで、体調も分かってあげられますね。



これから梅雨や暑さがやってくるので、快適に過ごせる環境を整えてあげてみてください。

 


情報提供元: 猫壱
記事名:「 あなたの猫、快眠してますか?