猫の性格は10猫10色。顔だって全て違うように、猫の性格も本当に様々ですよね。もし血液型占いが本当なら、日本の猫の大半はA型だそうですから、几帳面で仲間との調和を大切にする性格のはず。



しかし私の知る限り、猫の性格を決める要素は血液型ではありません。おそらく猫の性格は「子猫の時の生活環境」がかなり重要なポイントになるのかも。



子猫時代に他の猫や犬、人などの動物と触れ合わなかった猫は、一緒に暮らしてもなかなか心を開いてくれないといいます。これは確かに一理アリ。



しかし、「猫の毛柄」によってある程度猫の性格の方向性が分類されるという意見もあります。これは例えばどういうことなのでしょうか。



 

■単色の猫は控えめな性格が多い?




ある雑誌のアンケート調査で猫の「毛柄」と「性格」の関係性について調べたところ、白、黒、グレーなど、単色の猫は他の猫とあまり喧嘩をしたりしない控えめな性格が多いことがわかったそうです。



グイグイと自己主張が強いのは野生の本能が残る「キジ柄」の猫。そもそも猫の祖先はキジ柄のリビアヤマネコです。その遺伝子に近い柄の猫、「縞柄」や「茶系」の猫はワイルドな性格が多い傾向があるのだとか。



もちろんこれに生まれ育った環境の要素がプラスされますから、猫の性格全てがそうではありませんが、参考にはなりますよね。確かになるほどな意見です。



 

■オスとメスはやはり性格が違う






人間の場合は最近性格の性差は無くなってきているような気がしますが、(個人的な意見です)猫の場合はやはりオスとメスでこだわる傾向が違います。



BBCテレビがイギリスの50匹の猫を対象にした調査によると、オス猫の方が行動範囲が広く、性格はワイルド。縄張りを強く守る傾向がありました。



でも打ち解けた相手には甘えてデレデレになる甘えん坊はオス猫の方が多いとか。子供を産んで育てるメス猫の方は警戒心が強くて用心深い性格の猫が多いようです。



 

■大きな体型の猫はのんびりや




一般的に純血種の猫の方がミックスの猫よりも性格は穏やかで大人しいといいます。加えて猫の体形を比べてみると、小型の猫よりもメインクーンやノルウェイジャンフォレストキャットのような大型の猫の方が、喧嘩をしたりしない穏やかでのんびりした性格が強い傾向があるようです。





いかがですか。猫の性格の傾向診断。あなたの愛猫の性格は当たっていたでしょうか?



私はずっと犬と猫と暮らしていますが、猫の性格の方が犬よりも大人っぽいな、と思うことがあります。



猫の性格。その大きな特徴は他人に媚びず、自由でわがまま。甘える時があっても、自分の全てを飼い主に委ねない「強さ」ではないでしょうか。



猫のように生きてみたい、と思う飼い主さんが多いのもよく分かるような気がします。
情報提供元: 猫壱
記事名:「 猫の性格は毛柄でわかるって本当?猫の性格を決めるポイントはココ!