冬になると気になるのが猫の「飲水量」です。寒くなるとただでさえあまり水を飲みたがらない猫が、ますます飲まなくなる……。悩んでしまう飼い主さんも多いのではないでしょうか?



猫がかかりやすい病気といえば腎臓疾患。水を飲まないと腎臓の機能が低下して様々な病気の要因となります。猫の飲水量は健康上とても大切ですよね。



今回は、これなら飲んでくれる!というヒントをまとめて10個ご紹介しましょう。





①フードをウェットフードに変えてみる:ウェットフードは75%から80%は水分です。いつものフードにウェットフードを加えてみると食事と一緒に水分を摂ることができます。



②食事の回数を増やす:食事の量を変えず、いつものフードの量を小分けにしてあげるだけで、猫の飲水量が増えるという報告があります。



③常に新鮮な水を用意する:嗅覚が鋭い猫は、汲みたての新鮮な水を好みます。



④ヒゲが当たらない器を使う:神経質な猫は、フードの器に自分のヒゲが当たると水を飲むのをやめてしまうことがあります。



⑤いろんな水を試す:浄水器の水、水道水の水、お風呂のぬるま湯、猫によって好む水が違います。いろんな水を試してみましょう。



⑥水に味をつけてみる:湯がいたササミ、少しのカツオ味など、いつもの水にほんの少し味を加えてみるとゴクゴク飲むことがあります。



⑦流水を試してみる:猫は「動きがある水」が好きです。蛇口からポタポタと流れる水を飲ませてみるのも良いでしょう。



⑧水の器をトイレから離す:猫の嗅覚は敏感です。水を飲む場所を変えるとよく飲む場合があります。あまり水を飲まない場合はトイレの近くに器があるのかも知れません。



⑨器の材質を変えてみる:猫の器、一番おすすめなのは陶器の器です。猫壱の器ハッピーダイニングシリーズは全て陶器製。食洗機でも洗えて衛生的です。そしてウォーターボウルの内側には目盛りが付いていますから、愛猫の飲水量を毎日チェックすることができます。







⑩他の猫と器と共有しない:猫の中には、他の猫が使った器では水を飲みたがらない猫もいます。多頭飼いされている場合、水の器は猫の数プラス1個用意してあげると安心です。





いかがですか。愛猫があまり水を飲みたがらない時。この中のどれかの方法をぜひ試してみてください。



猫の健康に大切なのは、毎日の飲水量と飼い主さんからのスキンシップです。ツンデレな猫でも、飼い主さんが毎日声をかけてくれたりそばにいるだけで安心します。



愛猫の健康のために、器の水を取り替える時には猫の名前を呼んで少し遊んであげるのを習慣にすると良いかも知れませんね。



(この記事は「猫と私の終活手帳・服部幸/トランスワールドジャパン」を参考にさせていただきました。)
情報提供元: 猫壱
記事名:「 もっと水を!愛猫に少しでも水を飲んでもらうための10のヒント