子供のいたずら

子犬の名前は「パスカル」
どうやら子供たちのいたずらで、接着用のノリの中に沈められたようでした。

獣医師がパスカルを抱えたとき、彼は微動だにしませんでした。
全身にこびりついた泥やゴミで、身体がセメントのように固まっていたのです。

動くことはおろか、息をすることもできない状態。
さらには全身の血流も滞っており、もはや死んでしまう寸前でした。

獣医師たちは、すぐに治療を開始しました。
まずはカチカチに固まった毛を、数時間かけて刈り取っていきました。

ノリと泥の塊は、とても分厚く固いものでした。
それらを剥がしきると、後ろ足を骨折していることも分かりました。

そして、それと同時にあらわになったパスカルの表情。

いったいパスカルが何をされてきたのか。
ひどく恐怖に怯えた目を見れば、痛いほどに伝わってきます…


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身体の傷は治っても・・・

 
情報提供元: mofmo
記事名:「 ノリで全身の毛を固められた子犬。獣医たちの治療で回復するも、心に負った傷は深かった・・・