意外と覚えていない?飼い主さんを不思議がらせる犬の「あるある」

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散歩道を完璧に覚えていると感心していたら、アレッ実はわかってない!?という反応をしたり、その反対に、バレないと思って散歩を装って病院に連れて行こうとしたら断固拒否したり…謎は深まるばかりです。

これから飼い主さんを不思議がらせる、犬の2つの行動をご紹介します。

散歩コースで覚えている?

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犬の頭の中に家の周辺地図が入っているのではなく、散歩道をコースとして覚えているのではないかと感じる飼い主さんは多いです。

大抵「いつもの散歩コース」というものがあり、家を出てから通る道、寄る場所、帰り方の順番が決まっていますよね。

毎日同じコースを同じように回っていると、犬はその散歩コースを覚えて、飼い主さんが誘導しなくても、曲がったり、なじみの場所に入ったりします。

そんな犬の行動を見ると「道を覚えてるな」と感じますが、いつものコースを外れた途端、その確信がぐらつきます。 ただ一本手前で曲がっただけ、または反対から通っただけで…キョトンとした顔をして、不安げに後をついてきたりすると「これは道を覚えているとは言えない」と思いますよね。

好きな所や嫌いな所ははっきり記憶している

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大嫌いな病院や怖い思いをした場所へ続く道、また大好きな公園やお友達が住んでいる家などに行く道は、どの犬もよく覚えているようです。

目的地のかなり手前で、全身からイヤイヤオーラを出しながら歩くのをやめたり、逆にテンションが上がってスキップするかのように歩きだしたり、明らかに行こうとする場所を理解し、その場所に対する犬の気持ちが歩き方に表れます。

なぜなら、犬は起きた出来事と道とを結びつけて覚えるからです。

3分前にしたいたずらを怒られても、何で怒られているのか分からないほど犬の記憶力は低いですが、感覚や経験に結びついた記憶はしっかりと残ります。

視覚だけでなく、嗅覚や聴覚をフルに使い、匂いや音を出来事と結びつけて記憶するので、ちょっと道順を変えたくらいでは混乱しません。

トラウマになるような嫌な出来事があった場所、また行きたいと思う楽しかった場所への道を、人が思っているよりも鮮明に記憶しています。

犬の記憶力を信用しすぎず、散歩中は必ずリードをしっかりつけて迷子にならないようにしてください。 そして散歩コースに変化をつけて、犬の記憶に残る道を増やしてあげましょう。

情報提供元: mofmo
記事名:「 「散歩道を覚える」というのは犬次第!犬の記憶の仕方ってどうなってる?