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猫が生活している空間のマットやカーテンなどを定期的に洗えていますか?
猫はそれらにマーキングを施すことがあるので、ニオイが染みついている可能性は十分あります。
また、床などをしっかりと拭き掃除できていないことも原因になりえます。普段掃除をしっかりとできていても、猫がおしっこをしている場所だけ逃している可能性もあるでしょう。
部屋がおしっこ臭いようであれば、まずトイレ周辺がにおっていないか確認してみて下さい。掃除が定期的にできていたとしても、トイレに何らかの問題があればニオイが充満する可能性があります。
例えば、トイレの猫砂はどうでしょうか?消臭効果の低い猫砂を使用している場合は、消臭に時間がかかり、その間ににおいが充満する可能性もあります。
また、猫がトイレとは別の場所でおしっこをしていませんか?この原因は、しつけとトイレの形状や場所が問題の場合があります。
しっかりとトイレトレーニングができていないと、大人になってもトイレの場所を守れません。また、猫が普段生活している場所からトイレの場所が遠すぎたり、扉で隔たれていたりするなら、猫が他の場所でおしっこしてしまうこともあります。
排せつしやすい形状のトイレか確認してあげてください。特に子猫は体が小さいので、敷居の高いトイレは使用しづらいものです。
Dora Zett/shutterstock.com
「急におしっこが臭くなった」「変なにおいがするようになった」と感じているなら、注意が必要でしょう。もしかしたら、何らかの病気が原因でおしっこに変化が生じているのかもしれません。
猫は泌尿器科系の病気にかかりやすいため、もしかしたら膀胱炎を患っているかもしれません。
猫が膀胱炎になると、おしっこの量が少なくなったり、頻度が高くなったりします。加えて、ニオイがいつもと違うということにも症状があらわれます。
膀胱が出血しておしっこに血が混じることもあるので、できるだけ早めに見つけてあげましょう。病院に行けば抗生物質を処方してくれるはずです。
また、糖尿病でもおしっこのニオイに変化が生じます。糖尿病になると、おしっこからケトン臭という独特なニオイがするようになり、おしっこの頻度が高くなるので要注意です。
さらに、膿のにおいがおしっこから漂うこともあります。膀胱炎などが治療されずに放置されると、大量の膿が溜まります。この膿がおしっこに入ってくることで独特のニオイに変化するのです。膿の臭いは発酵臭に近いものであり、おしっこも白濁することがあります。
これらの疑いがある場合はすぐに病院で診断してもらってください。
年齢が原因でおしっこが臭くなることもあります。
これは体内の変化というよりも、おしっこの習慣の変化に関係があります。つまり、今までできていたことが、老化によりできなくなるのです。
正しくトイレでおしっこできなかったり、我慢できずに漏らしてしまったりなど原因は色々考えられます。
老猫で急に部屋が臭くなった場合は、この点を疑うと良いでしょう。当然ですが、老猫なので病気の可能性も高まります。
猫にはマーキングをする習慣があります。マーキングの際にはおしっこを利用するので、当然臭くなるものです。
猫は、特に自分の居場所を作るためにアピールとしてマーキングします。そのため、新しい家などでは急いで自分のニオイを付けようとするでしょう。
また、複数の猫を部屋で飼っている場合も、自分の縄張りを主張するためにマーキングの頻度が高くなるかもしれません。