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これらの症状が見られるなら、アレルギーの可能性があります。マヨネーズの場合は特に卵にアレルギー反応を示している可能性が高いでしょう。蕁麻疹や不整脈、意識障害といった症状は、アレルギー症状が重症化して起こるアナフィラキシーショックによるものです。非常に危険な状態なので、一刻も早い処置が必要になります。
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マヨネーズは油分が多く、非常に高カロリーであることが犬の健康に悪影響を与える理由となっています。犬が1日に必要とするカロリーは犬の体重や体の大きさごとに決められているので、それを超えて高カロリーなものを与え続けてしまうと、肥満や内臓疾患などにつながってしまい危険です。
では、犬が1日に必要とするカロリー量とマヨネーズに含まれるカロリー量を比較しながら、与えない方が良いと言える事実を確認してみましょう。
超小型犬とは体重が4kg未満の犬種のことで、チワワやトイプードル、マルチーズ、ポメラニアン、ヨークシャーテリアといった犬種が含まれています。
体重1~3kgの超小型犬が1日に摂取するといいカロリー量は120~260kcalとなっています。マヨネーズは大さじ1杯で約84kcal、小さじ1杯で28kcalと高カロリーなので、小さじ1程度のマヨネーズを与えただけでも、その分食事量を減らしてカロリーを調節してあげないといけなくなってしまいます。
小型犬とは体重が10kg以下の犬種のことをいいます。ミニチュアシュナウザーやミニチュアダックスフンド、ボストンテリア、シーズーやパグ、柴犬などです。
小型犬の1日の摂取カロリーは400~675kcal程度です。もし大さじ1程度のマヨネーズを与えるとするなら、ドライフードであれば30g減らしてあげないといけない計算になります。食事量を減らすのはかわいそうですよね。
中型犬は体重が25kg以下の犬種のことで、ボーダーコリーやブルドッグ、日本スピッツ、バセットハウンドやビーグルなどが含まれます。
中型犬は675~1325kcalが摂取すると良い1日のカロリー量です。カロリーだけで考えればマヨネーズを少しなら与えても問題ないように感じますが、マヨネーズはカロリーだけでなく脂質も大さじ1程度で11g以上と多いので、やはり与えない方がいいと言えます。
大型犬とは体重が25kg以上の犬種です。レトリーバーやダルメシアン、ドーベルマン、ロットワイラーといった犬種が含まれます。大型犬は1325kcal以上で1日のカロリー量を調節していきます。ちなみにマヨネーズ100gでカロリーは約700kcalです。大型犬の摂取カロリーの半分近くという事なので、本当に高カロリーだということが分かります。
子犬は消化器官がまだ発達していないので、絶対にマヨネーズを与えないようにしてください。下痢や嘔吐など消化不良を起こしてしまう可能性があります。
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飼い主がどんなに気をつけてはいても、愛犬がマヨネーズが入ったものをパクリと食べたり、舐めてしまったりすることがあります。その時は自己判断せずに、獣医師に相談するようにしてください。卵にアレルギーを持っているのであれば、特に一刻も早く指示を仰ぐことが適切な処置につながります。
ケチャップやソースには、犬に絶対に与えてはいけない玉ねぎが入っています。玉ねぎ中毒は命の危険につながりかねません。マヨネーズ以上に絶対に与えないよう気を付けましょう。