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長時間置かれているお水は、猫の毛やゴミ、ホコリなどが入ってしまったり、カビの発生や雑菌が繁殖しやすい状態になったりしています。しかし常に水が動いている流れるお水の場合は、そのような心配が一切ありません。
猫の毛やゴミ、ホコリなどはすべて流れてしまいますので、猫が飲み込んでしまうことも防ぐことができます。流れているお水はいつも清潔で新鮮な状態が保たれているという点が、一番のメリットと言えるでしょう。
■猫がお水に興味をもち飲んでくれる
お水が流れているなら猫は興味を持ち飲んでくれるので、結果として飲水量のアップにつながります。特に猫はあまり水を飲まない動物なので、水分不足の影響で腎臓系や泌尿器系の病気にかかりやすいことで知られています。その点流れるお水で猫の飲水量を増やすことができれば、病気の予防にもなり健康維持につながるでしょう。
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ここまでで猫が流れるお水を好む理由をみてきましたが、猫のために常に蛇口の水を出しておくことは現実的ではありません。また、猫が水を飲みたがる度に洗面所やお風呂場に連れていき、蛇口をひねることも手間がかかり無理なことです。
ではどのように流れるお水を猫に与えることができるのでしょうか。「猫用の自動給水装置」を使えば、流れるお水を手軽に与えることが可能となります。
自動給水器を使えば、常に新鮮なお水を猫に与えることができるだけでなく、流れるお水に興味をもってくれるので猫の飲水量が増えることにもつながります。
飼い主さんが外出中のときだけでなく、1泊2日の旅行などお出かけや夏の暑い時期でもわざわざ水交換をする必要なく、新鮮なお水を与えられるのでとても便利なアイテムと言えるでしょう。
自動給水器にはデメリットもあります。流れる水を作り出す自動給水器装置の多くは、電気を使用する必要があります。1日だけの外出であればそれほど心配はありませんが、長時間の留守の場合は猫がコードをいたずらする心配や、雷などで停電するなどの心配があります。
ですから、猫がいたずらをしないようにコードを保護したり、万が一停電が起きたとしても猫が水を飲めるように流れる水の自動給水器のほかに置き水を用意したりすることなどが必要になるでしょう。
また自動給水器はメーカーにもよりますが、毎日もしくは1週間から2週間に一度、定期的な洗浄やフィルターの定期的な交換を必要とします。飼い主さんが自動給水器のお手入れをしっかりしないと愛猫のために新鮮な流れる水を提供できないので、メンテナンスに手間がかかることがデメリットになるでしょう。
さらに、電気で動くのでモーターやポンプなどの音が気になる飼い主さんや猫もいるかもしれません。購入前にどのくらいの音がするのか、確認してから購入されることをおすすめします。