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イエローファットファットの治療はまず症状の軽減を目的とし、それぞれの症状を抑える治療を行います。
具体的には脂肪の酸化を抑えるためにビタミンEを飲ませたり、患部の炎症を抑えるために抗炎症薬(消炎剤)を処方したり、食事療法で不飽和脂肪酸を過剰摂取しないようフードの切り替えなどをします。
死に至るケースは少なく、栄養バランスを取り戻すことができれば完治することも可能です。
ただし回復には、症状にもよりますが数週間~数ヶ月かかることがあります。日頃から青魚の摂取量を控えて、猫が病気にならないように気を付けましょう。
では、イエローファットを予防するために、日頃どのようなことをすればよいのでしょうか?
上でも触れているように、ビタミンEは脂肪の酸化を抑える働きがあります。ですから、普段から愛猫にビタミンEを多く与えたり、青魚を与えるときは必ず一緒にビタミンEを摂取させるようにすれば、イエローファットの予防になります。
また、愛猫に手作りごはんを与えているなら、ビタミンEが含まれているオイルをプラスされることをおすすめします。
ビタミンEが豊富に含まれている代表的なオイルには、米ぬか油、ひまわり油、大豆油、紅花油などが挙げられます。
また、鶏肉や牛肉にも豊富なビタミンEが含まれています。さらにキャットフードに使われている原材料をよく確認し、青魚だけでなく、肉類メインのフードも与え、栄養バランスが偏らないようにしましょう。
気をつけたいこととして、ビタミンEはイエローファットの予防になりますが、ビタミンEの過剰摂取はまた別の問題がでてきますので、くれぐれもバランスに気を付けて与えるようにしましょう。