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自分で材料を選ぶことが出来るので、品質を保証できます。さらに新鮮な食材を使うので、美味しく質の良いタンパク質を与えることが出来るのです。
猫は肉食動物ですから、タンパク質が主な栄養源です。質の良いタンパク質を与えることで健康を維持し、きれいな被毛や肌などをつくることが出来るのです。
・脂質を調整できる
魚には質の良い脂が含まれています。肉の油よりも健康に役立つでしょう。いつもキャットフードや肉だけの食事にするのではなく、手作りシーチキンを加えることで健康と元気を促進することが出来るでしょう。
手作りのシーチキンは、飼い主が油の量を決めることが出来ます。元気で成長途中の猫は、質の良い脂質を適度に必要とします。逆に高齢になるにつれて、猫に必要な脂質の量は少なくなるでしょう。猫の年齢に合わせて調整してあげることで、いつまでも元気に生きてくれるようにサポートできます。
・食いつきが良い
手作りシーチキンの大きなメリットは、何と言ってもその「食いつき」です。美味しい味と香りに誘われて猫の食欲は倍増するでしょう。食欲が無くてキャットフードを食べようとしない場合でも、シーチキンを加えてあげるだけで、ガツガツと食べてくれるようになるかもしれません。是非お試しくださいね。
手作りのシーチキンは人間が食べても問題ありません。人間が食べる時には、別に味をつけてあげる必要があるでしょう。いつでも猫用のシーチキンを常備しているなら、猫だけでなく、短時間で私たちの食卓のバージョンアップするはずです。
メリットが多いシーチキンですが、注意すべき点もあります。それは保存期間です。
市販のシーチキンの缶詰は長期保存が出来るものとなっています。1年以上保存できるものも多いかもしれませんね。私たちが普段購入するシーチキンは缶詰なので、自然と「シーチキン=長期保存可能」という構図が頭に出来上がっているかもしれません。
しかし、手作りのシーチキンは長期保存することが出来ません。オイル漬けにするなら2週間ほどは保存できますが、大量にオイルを使用したものは猫用には出来ません。猫用に作ったシーチキンは魚を加熱したものに過ぎませんから、保存期間は数日が限界でしょう。
シーチキンを作ったなら数日のうちに猫に与えるか、自分たちで食べてしまうようにしましょう。手作りシーチキンから嫌なニオイがしてくるなら腐っている可能性があります。無理に与えるのではなく、新しいものを作ってあげてくださいね。
もちろん、冷凍庫で凍らせておくなら長期保存できます。
ではこれから、実際に猫用のシーチキンの作り方をご紹介したいと思います。猫用シーチキンにはいくつかの作り方があります。一般的なオイルシーチキン、ヘルシーな水煮シーチキン、簡単な電子レンジシーチキンの作り方をそれぞれご紹介します。
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猫用オイルシーチキンの作り方をご紹介します。オイルシーチキンは油を使用します。しかし、人間用のシーチキン缶詰とは異なり、油の量はかなり少なめです。油を少なくすることで猫でも食べることが出来るようにするのですね。
魚本来の香りとオリーブオイルの香りが相まって、とても食欲をくすぐる一品に仕上がります。
・魚ブロック(どんな魚でも美味しく作ることが出来ます)
・オリーブオイル:適量
①魚ブロックの表面の水分をキッチンペーパーなどで取ります。分厚いブロックの場合は、ある程度の大きさにカットしておくと火が通りやすいでしょう。鮭やタラなどを使用する場合は皮が付いているかもしれません。最初に取り除くことも出来ますが、後からの方が簡単です。
②フライパンにオリーブオイルを多めに入れて温めます。
③フライパンに魚を入れて弱火で加熱します。焦がさずに火が通るように熱を加えていきます。
④中までしっかりと火が通ったならフライパンから上げて冷まします。この時、キッチンペーパーなどで表面の余分な油を取り除くと良いでしょう。
⑤焼いた魚ブロックをほぐしましょう。この時に、皮が付いているのであれば取り除いてください。
⑥オリーブオイルの香りが利いたオイルシーチキンの完成です。フライパンで焼くので、どんな魚でも美味しく作ることができます!
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次は、猫用水煮シーチキンの作り方です。調理にオイルを使わないので、ヘルシーな仕上がりになります。作り方も簡単ですから、是非試してみてくださいね。
茹でるだけなので、人間が食べるものとしては、好みが分かれるかもしれません。臭み対策として少量の生姜を活用することも出来るでしょう。
・魚ブロック(マグロやカツオなどが好ましい)
・生姜(必要であれば少量。無くても良い)
①生姜は表面をきれいに水で洗い、汚れを取ります。その後、皮ごと薄くスライスしましょう。
②魚ブロックが十分浸かるほどの鍋と水を準備して火にかけてください。最初に生姜スライスを入れて沸騰させます。
③鍋の中身が沸騰したなら魚ブロックを入れます。
④魚ブロックの中まで十分火が通ったなら冷めるまで待ちましょう。
⑤冷めた後は、魚ブロックをほぐして完成です。生姜スライスは猫に与えてはいけません。捨てるか、飼い主さんが食べてしまいましょう。