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浅間山(せんげんやま)公園は、日本初の公園式霊園である、多摩霊園に隣接しています。
浅間山は標高が80メートルほどの丘で、雑木林になっています。
広さは東京ドーム1.8個分ほどの広さで、敷地内に浅間神社があります。
浅間神社は富士山信仰の神社で、全国いたるところに存在します。
浅間山というのは古代には火山を表していたとも言われているので、浅間山という名前のやまや、浅間神社は全国にあります。
府中にある浅間神社の本尊は、木花咲耶姫命(このはなのさくやひめのみこと)で、日本の山神様の一族で、美人で有名な女神様で、天孫である瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の妃です。
瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)は天照大神の孫にあたり、天照大神の指示で高千穂へ天孫降臨した神で、天皇家の直系の祖でもあります。
瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)に嫁入りしたのは木花咲耶姫命(このはなのさくやひめのみこと)と姉の石長姫(イワナガヒメ)でしたが、石長姫(イワナガヒメ)はその不細工な容姿のため返されたといいう逸話が残っています。
長寿なはずの神だった天照大神の血筋の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の一族が人間と同じ寿命になったのは、永遠の命の象徴である、石長姫(イワナガヒメ)を返したせいだと言われています。
浅間山というのは火山が多いのですが、府中市の浅間山は多摩川の台地が削られてできたものなので、火山ではないようです。
ただ、多摩地域は富士山が見えるので、富士山信仰は盛んなので、名付けられたと思われます。
浅間山は小高い丘ですが、雑木林に囲まれているので、見晴らしはあまり良くないようですが、冬に茂った葉が枯れると府中市街が良く見え、条件が良ければ富士山もよく見えます。
浅間山から見える府中市街は基本的に住宅地なのでランドマークになるようなあまり大きな建物はないですが、多摩川の流れや、調布空港の離発着や武蔵野の広がりがよく見えます。
小高い丘になっているので、わんちゃん連れてプチハイキングを楽しむことができます。
雑木林なので、春や夏は木陰が日差しを遮ってくれるので、わんちゃんを連れて、朝などはとても気持ちの良い散歩コースとなります。
また、秋には紅葉で赤や黄色に染まって、紅葉狩りを楽しんだり、ドングリなどを拾って楽しむことができます。
わんちゃんと紅葉の絨毯を歩いて散策しましょう。