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また、ソーセージやハムなどの加工品には塩分や香料が使われているので犬の心臓、腎臓に負担がかかります。
愛犬に与えた残飯の中に、これらの犬にとって危険な食べ物が含まれているなら、犬の命に関わる状態になることもあります。また、上記の食べ物以外にも、犬に食べさせると危険な野菜や果物が沢山あります。ですから、余ったからといって安易に残飯を与えるのは危険であると言えるでしょう。
日本人の食生活は穀物である米が中心です。米は炭水化物ですので、太りやすい食べ物です。また、小麦粉を使って作られる麺やパンも太りやすい食べ物です。人が残した米中心の残飯や、麺やパンをを犬に与えるなら、犬が太ってしまう可能性があります。
また、このような食物に含まれている糖質を摂取することで、血糖値が上がりやすくなってしまいます。そのような食生活が続くと、糖尿病を発症するリスクも高まるので、お勧めできません。
残飯をずっと与えていると、ドックフードを食べなくなる犬がいます。人間が食べるものには、ドッグフードよりも濃い味付けがしてあったり、また味付けのバリエーションも様々です。犬がそのような食べ物に慣れてしまうと、毎日食べていたドックフードに飽きてしまいます。
良いドッグフードは犬に必要な栄養素のバランスを考えて作られていますので、それを食べなくなると、犬の健康を保つのが難しくなるかもしれません。
ほとんどの人は、栄養バランスを考えて食事をされるのではないでしょうか?もし栄養バランスを考えずに食事をしているなら、健康を害してしまうからです。
同じように、もし、人の食べたものの余りを犬に与えるとしたら、おそらく栄養バランスを考慮したものではないでしょう。毎日栄養バランスの考えられていないものを食べるとしたら、徐々に健康を保つことができなくなってしまいます。
ですから、やはり毎日余ったものを与えるのではなく、栄養バランスが考えられたものを与えるのが良いでしょう。