ネグレクトが引き起こした大問題

無事出産。しかし...

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母犬のアーシャ・アティは複雑に絡まった被毛のせいで、子育てがままならない状況でした。
出典:https://familypet.com/dog-saved-while-in-labor/

こちらが出産の真っ只中で飼育放棄されたという母犬のアーシャです。
伸びきった被毛が顔に覆いかぶさり、どんな素顔の持ち主なのかも全くわからないほどです。
恐らくネグレクト生活を強いられていたであろうアーシャ。
飼主が適切な管理を怠ったための事故的な妊娠だったのでしょう。
責任逃れをするかのように、信じられないタイミングで彼女を捨ててしまった飼い主には強い憤りを感じます。

この子達を助けてください!

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誰かの助けがなければ子犬達は死んでしまう。そう思った保健所はBFにレスキューを要請しました。ただちに親子は動物病院に搬送され、母犬のアーシャはミルクを与えることができるようにトリミングしてもらいました。
出典:https://familypet.com/dog-saved-while-in-labor/

病院スタッフ二人がかりでのトリミングを受けているアーシャ。
とりあえずは子犬達がおっぱいに辿り着けるくらいになるまでの一時的なトリミングだったようですが、それでも要した時間はなんと90分!
通常のトリミングであれば、シャンプー&カットのセットで2時間くらいなのでしょうが、アーシャの場合、お腹を空かせた子犬達が今か今かとミルクを待っている状況です。
この時点ではシャンプーをしている暇も、全身オシャレにトリミングしている暇もなかったことでしょう。

子犬達まっしぐら

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応急処置カットを終え、さっそくミルクを与え始めたアーシャ。
まだ目も見えぬ子犬達も、オッパイを探して一目散です。
オシャレなカットは子犬達の状態が落ち着くまではお預けかもしれませんが、彼女が本来どんな容姿の持ち主なのか想像するとワクワクしてきませんか?

レスキューのおかげですくすく成長中

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4週間が経ち、子犬達の状態も安定してきたのか全身オシャレに仕上げてもらったアーシャ。
こんなにかわいいお顔の持ち主だったんですね。
そして子供達も随分毛が伸びでモコモコぶりがたまらなくかわいいですね。
と、アーシャのストーリーを綴った動画はここでおしまいなのですが、もちろんこのお話には続きがあります。

その後の親子の行く末が気になりますよね。
そこでBFのFacebookページを訪問してみたところ、アーシャも子供達も全員素晴らしい家族の元へ旅立っていたことがわかりました。

ところでアーシャがレスキューされたのは2012年のこと。
残念ながら6年後の彼らの姿を探し当てることはできませんでしたが、彼らが今も元気にしているならば、子供達は6歳、そして当時推定5~6歳だったアーシャは12歳ほどのシニアになっているはず。

きっと今頃アーシャも子供達も、大好きな飼い主さんと共に幸せな犬生を送っていることでしょう。

母性愛溢れるアーシャの様子はこちらの動画で



情報提供元: mofmo
記事名:「 子犬達に命の危機迫る!切実なレスキュー要請に保護団体が救いの手を差し伸べた。