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2017年8月にリニューアルされて以降アメリカ産となり、新たなフレーバーも仲間入りし、ますますパワーアップしました。
日本でも注目されているオリジンですが、今回は特に人気の高い「キャット&キティ」の成分や原材料を分析し、本当に安心して愛犬に与えることができるものかどうか見てみましょう。
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まず「オリジン」はどんなキャットフードなのでしょうか?
オリジンを販売している「チャンピオンペットフーズ社」は4半世紀にも渡り、数々の賞を受賞してきたカナダのペットフードメーカーです。
「生物学的に適正」という哲学をもとに肉食動物である猫に最適な、新鮮な肉、たんぱく質、ビタミン、ミネラル等を摂取できるように作られています。
特に自然の中で暮らしていたころの自然の食事を再現できるように、肉にこだわりを持っているのが特徴です。
以前、オリジンの商品はカナダ産でしたが、2017年のリニューアルとともに、アメリカ産へ変更しました。
アメリカケンタッキー州オーバーンに新たなキッチンを作り、そこで地元でとれた新鮮な食材を使い安全なフードを調理しています。
こちらのペットフードキッチンは人間用食品加工産業に匹敵する基準で管理された最先端のペットフードキッチンです。こちらのキッチンでは「オリジン」と「アカナ」のフードのみを調理しています。他のブランドの製造は行わないので、余計なものが混入することがありません。原材料はどこから来るものかはっきりと把握しており、新鮮で確かなもののみを使用しています。フード作りのすべての行程をこの自社工場で行い、他社に託すことはしません。ですからすべての製造工程を徹底した安全管理ができているのです。
オリジンはとにかく新鮮にこだわっています。農場からキッチンまでの搬送は3日以内、そして調理は2日間です。そして最先端の食品加工技術によって新鮮な原材料の良さを最大限に生かしています。調理の際に水分は加えず、食材から出る水分のみで調理するため、食材そのものの風味やうまみ、栄養がギュッと詰まっています。
ペットのことを第一に考えたフードのために、地元の新鮮な原材料を使い、徹底した安全管理の工場でつくられたフードは高く評価されています。国際的にも評価されており、ペットフードメーカーの中でも最も多くの賞を受賞しています。
優秀なペットフードにのみ送られる「ペットフード・オブ・ザ・イヤー」は6年受賞しています。アメリカのペットフードランキングでは6つ星を獲得しています。
そんな注目されているオリジンの中でも最も人気のある「キャット&キティ」の特徴は何でしょうか?
肉食動物である猫には肉がメイン!という考えのもと、キャット&キティは肉がメインになったフードです。
放し飼いされた鶏肉と七面鳥肉、天然魚と新鮮卵をたんぱく源にしています。なんとこれら肉や魚、卵が90%も含まれているのです。しかも使用している肉は新鮮な冷蔵肉、もしくは急速冷凍の生肉を3分の2も使用しています。これは他のフードにはなかなか見られないことです。そのため栄養豊かな動物性たんぱく質が豊富なためキャットフード中のたんぱく質量はなんと40%となっています。
肉食動物である猫は炭水化物をそれほど必要としません。野生の猫の食事を見ても炭水化物はわずかに含まれている程度でしょう。
そこでキャット&キティでも炭水化物はほとんど使用していません。
特にジャガイモやタピオカのような高GI炭水化物を使用していないので肥満や糖尿病予防にもなります。また猫がアレルギーを起こしやすいとされているトウモロコシや小麦も使用していないため、アレルギー対策もされているといえるでしょう。
新鮮な海水魚を含むため。DHAとEPAが含まれています。これらは猫の神経や免疫システムに欠かすことのできない栄養素です。植物からのオイルには含まれていないため、上質な魚オイルからしか摂取することができません。