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そして、この投稿は国境を越えて広まり世界のメディアに取り上げられるほど話題になり、多くの人がディギーのことを知ることになりました。
まさかそれが悪夢の始まりになるなんて…ダンさんは夢にも思いませんでした。
ディギーがやってきて、数日が経ったときのことです。
突然、ダンさんの自宅に警察がやってきました。
そしてディギーを連れて行こうとしたのです。
警察によると、Facebookに投稿された写真を見た人がディギーのことを通報したのだそうです。
しかし、ダンさんは通報される理由が全く分かりませんでした。
ディギーはピットブルの雑種犬だとみなされたのです。
実は、ダンさんの暮らすミシガン州は、ピットブル犬の飼育が法律で禁止されています。
そのため、ピットブルの雑種犬だと思われたディギーは「特定危険種」とみなされてしまったのです。
ダンさんは必死に説得しようとしましたが、警察は話を聞いてくれません。
そして容赦なくディギーに首輪を付け、無理やり連れて行ってしまいました。
このままでは、ディギーは殺処分される可能性があります。
しかし、そもそもディギーはピットブルではなく「アメリカン・ブルドッグ」という犬種なのです。
ディギーを保護していたドッグレスキューもそのことを把握しており、『ディギーはアメリカン・ブルドッグに分類される』と警察に主張しました。
しかし、警察からは思いもよらぬ言葉が返ってきました