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「先週金曜日(2021年11月19日)、兵庫県稲美町の民家が全焼し、焼け跡から小学生の兄弟と見られる遺体がみつかった家事で、警察は放火の疑いで捜査本部を設置しました」と岩田絵里奈アナが切り出した。22日の「スッキリ」は、現場検証で急展開した火災について報じた。
この民家には、小学生の兄弟とその両親、そして母親の兄に当たる50代の伯父が暮らしていた。
当時の状況を整理すると、近隣住民から消防に通報があったのが19日23時50分ごろ。消防車12台が出動し、火はおよそ4時間半後に消し止められたが、焼け跡から小学生の兄弟と見られる2人の遺体がみつかった。
火災が起きる前、父親は仕事を終えた母親を迎えに行っており、両親は家にいなかった。一緒に暮らしていた母親の兄とは、出火後から連絡が取れていないという。
そしてきのう21日、現場検証の結果、火は人為的に付けられた可能性が高いことが判明。警察は母親の兄がなんらかの事情を知っているとして捜査をしている。
司会の加藤浩次「近隣の方の情報だと、母親の兄は数年前にこの家に引っ越してきて、あまり外出をせず、ほとんど見たことがないということです。お父さんがお母さんを迎えに出て、15分後ぐらいに火が上がったということです」
近藤サト(フリーアナウンサー)「親がいない15分の間に何かが起こった。母親の兄を探して話を聞くのが1番ですが、家族の関係性についても両親に聞き取りをされていると思いますので、その中で具体的な可能性が分かってくるでしょう。子どもが巻き込まれたということで、痛ましい事件です」
橋本五郎(読売新聞特別編集委員)「この時間で親もいないわけですから、放火だとすれば子どもが亡くなるということは当然予測される。そういう中で火をつけたということです。伯父なる人に話を聞かない限り、分からないですね」
(ピノコ)