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発光ダイオード LED 大手、日亜化学工業の3色レーザーモジュール「QuaLas RGB」をインストールした、JMGO(ジェイエムゴー)自社開発光学エンジン「MALC」(Microstructure Adaptive Laser Control)が映し出す、最新4Kレーザープロジェクターの描写力は、どんな衝撃をくれるか―――。
グローバルプロジェクターメーカーJMGO(ジェイエムゴー)の最新4Kレーザープロジェクターハイエンドモデル「N1 Ultra」(エヌワン ウルトラ)の日本国内販売を担う日本ビジネス開発は4月6日、東京・代官山で説明会を開き、JMGO ウィル・ワン(Will Wang)CPO、日本ビジネス開発 矢野雅也 代表取締役社長、日亜化学工業 第二部門 LD 事業本部 濵敦智部長代理、大橋伸太郎 VGP 審査委員長(もと AV REVIEW 編集長)が登壇。実機を動かしその魅力を紹介した。
JMGO 最新4Kレーザープロジェクターハイエンドモデル「N1 Ultra」(エヌワン ウルトラ)は、Android TV を搭載した家庭用プロジェクターとして日本初となる、映画館級の描写力をもつ3色レーザー搭載ジンバル一体型4Kプロジェクター。
自社開発の光学エンジン MALC に、従来の3色レーザーモジュールに比べ大幅に小型化された日亜化学工業製「QuaLas RGB」を搭載することで、小型化も実現。
日本国内では一部の映画館に導入され始めたばかりの最新技術3色レーザー光源をホームプロジェクターというサイズに落とし込むことに成功した。
一般的なホームプロジェクターの光源として採用されている LED や、単色・2色のレーザー光源は、構造上、緑色の光が濁ってしまい、色の再現度に課題があった。
今回のJMGO「N1 Ultra」は、この日亜化学工業製「QuaLas RGB」をインストールすることで、自然界における物体色の99.9%を再現し、次世代の色域規格 BT2020 をほとんどカバーすることにも成功した。
また、レーザー光源の数少ないデメリットである「スペックルノイズ」という、映像がざらついてしまう現象を、JMGO 独自技術「ライトスペックル低減技術」日亜化学工業の高い波長制御技術で解決。
上下左右に高速で振動する板によって、1本1本の強いレーザー光を混ぜ合わせ、映像を滑らかにするライトスペックル低減技術の効力も実感するはずだ。
そしてJMGO「N1 Ultra」(エヌワン ウルトラ)のもうひとつのアドバンテージは、明るさ。
明るさは2200CVIAルーメンで、投影方式はDLP、入力可能な映像解像度は4K(3840×2160px)・2K(2560×1440px)・1080p。
強力でまとまりのあるレーザー光線によるコントラスト比は 1600:1 で、暗い部分をより暗く、明るい部分をさらに明るく投影してくれる。
実際に、昼間にカーテンを開けたままや、電気をつけたままの明るい部屋でも鮮明な映像を楽しめる。
左右上下に回転することができるシンバルスタンドが一体となったジンバルー体型設計の「N1 Ultra」(エヌワン ウルトラ)は、別売りのスタンドなどを使用することなく、左右360度・上下135度と、非常に広い角度でレンズを向けることができ、天井への投影もらくらく。
台形補正角度・自動台形補正は、垂直±45度・水平±45度で、どこへ置いてもわずらわしい台形補正調整が要らない。
また、フロント・リア・シーリングと投影スタイルを変えても、すばやく自動台形補正してくれて、部屋の移動や投影面の変更をストレスゼロで実現。誰でもかんたん気軽に照射できるのも魅力的。
これで、プロジェクター本体はいっさい動かさず、「夕食後はスクリーンに投影して映画を鑑賞、寝る前には角度を変えて天井でドラマを見ながら就寝」といった利用もできる。
音質は、デンマークのオーディオメーカー DYNAUDIO と協業した10W スピーカーを2基搭載し、迫力あるサウンドを実現。
ライブ・コンサート映像も、臨場感あるシーンを再現してくれるうえ、ビデオ会議などもしっかりと相手の声が届く。
そして最後は、やはり最新 Android TV 11 の OS を搭載している点。プロジェクター単体でありとあらゆる映像・動画コンテンツを楽しめるのがうれしい。
―――そんな JMGO 最新4Kレーザープロジェクターハイエンドモデル「N1 Ultra」(エヌワン ウルトラ)は、5月上旬から発送予定。5月14日まで事前予約受付中で、この期間中に予約すると、「N1 Ultra 専用スタンド」が無料でつくというから、詳細は公式サイトへ。
◆N1 Ultra
https://jmgo.jp/products/jmgo-n1-ultra