- 週間ランキング
グラフィッカーリソースに依存しない、専門知識不要のビジュアルスクリプティングが実現できる、
次世代の VRシステムによる新たなメタバース空間を構築し、多くの人が自由な表現で楽しく社会参加可能なメタバースの世界を実現する、まったく新しいメタバースプラットフォームとして注目が集まる、雪雲の「The Connected World」。
The Connected World とは、VR空間内のメタバースプラットフォームで、主催者が決めたレギュレーション・ルールで展開できる空間「World」と、その中でユーザーがつくることができるインターネット上の物理スペース「Land」で構成されている(上図)。
また、この The Connected World 内で使用できるクリエイションエディターが、「Metaverse Engine」。ユーザーが、「Land」と「Land」のなかに、アバターや声、動き、フィールドギミックなどを作成することができる。
―――この「The Connected World」と、これを開発する長野市のITテック集団 雪雲に新たな動き。
雪雲は、「The Connected World」をゲームなどのエンターテインメントを始め、スポーツ観戦、テーマパーク、行政活動、都市開発、生活利便性の向上など、ユーザーの豊かで多様な生活を実現するための技術を開発する長野市の企業で、「The Connected World」の展開に先駆けて、「Metaverse Engine」を中心とした最新技術も開発している。
この「The Connected World」と「Metaverse Engine」を構築する技術の最新情報が、12月16日に公開されたということで、その最新トピックスをここでチェックしていこう↓↓↓
「Metaverse Engine」が提供するワールド編集機能では、ユーザーオリジナルの空間をつくることができ、グラフィッカーなどのリソースに依存せず、ユーザー自身が好きなパーツを組み合わせてオリジナルのオブジェクト(地形、植物、建物など)をリアルタイムで自由に創作できる。
各種自動生成機能により、専門的な知識がなくてもかんたんに植生や建築物を生成することができる点も特長のひとつ。
また、C#スクリプトを組むことによって、本格的なゲームを制作することも可能。C#スクリプトをビジュアルスクリプティング用のノードに変換でき、オブジェクトに対してかんたんに動きや機能を追加することもできる仕組みで注目を集めている。
視覚的に作成可能。ドアの開閉処理はもちろんのこと、クルマに加速度などを追加すればレースゲームも楽しめるなど、自分だけのこだわり抜いた空間作成が可能に。
専門知識不要でコンテンツを自社で制作・編集が可能になることから、制作委託費のコストを下げられる。
グラフィッカーの人的リソースにも依存をしないため気軽に利用でき、会議室から販売店の制作まで幅広い用途で利用できる。
プログラミングに対する知識を必要としないため、誰でもクリエイターになることが可能。
自由な創作ができるため、テーマを決めてすぐにでも空間制作が可能。空間を作成しつつプログラミングについても学べるのもうれしい。
ビジュアルを作るだけではなく販売も可能。自分だけのオリジナルショップを作ることもでき、創作物を売買することでより驚きのあるワールド制作を実現できる。
雪雲は、2022年9月13日から、丸山謙一郎CTO が CEO を兼務することに。丸山CEO は、1976年 長野県生まれ。代表作はイルーナ戦記(プロジェクトリーダー)。クライアントサイドのプログラム・3D CG デザインなどで高い能力を発揮する。
雪雲は、この技術責任者である丸山CEOを筆頭に、新体制で開発メンバーらと開発スピードとクオリティの向上を加速していくという。
また、長野県長野市の本社オフィスが完成し新たな環境のもと、長野県発の企業として Next Life Platform の提供をめざすとも伝えてた。