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全世界ダウンロード数2億7千万突破、2023年8月「最も多くのユーザーが参加したコンサートがテーマの仮想空間」でギネス世界記録をマークした、世界が注目するソーシャルアドベンチャーゲーム「Sky 星を紡ぐ子どもたち」。
その世界の原点を描いたアニメーション映画『Sky ふたつの灯火 –前篇 -』が、世界で唯一、日本国内限定劇場公開中で、日本中のファンたちが駆けつけ、感動と次への期待をブーストさせている。
thatgamecompany, Inc.(米カリフォルニア州)が手がけたこの映画は、本編ではセリフがいっさいなく、視覚と音で紡がれる新たなストーリーが展開され、異なる時代に生きる2人の子どもたちが、終わりゆく世界の中で絆を結び、運命に立ち向かっていく姿を描いている。
そのあらすじがこうだ。
―――身体が結晶化してしまうという流行り病が、静かに生きものたちを蝕んでいく世界。
そんな街の片隅で、ひとり逞しく生きる孤児がいた。
ある日、その子どもは傷ついた小さな“光のマナティ”と出会う。
幼い命を抱きかかえ、人目を避けてたどり着いたのは、忘れられた古い神殿の廃墟だった。
そこで子どもは、マナティの苦しみを和らげる魔法のキャンドルを手に入れる。
それから幾年——。
子どもとマナティは共に成長し、やがて世界の命運に立ち向かう存在となっていく。
傷を負ったマナティのために、子どもは義足を手に入れ、マナティは再び空を自由に舞う喜びを取り戻す。
だが、そんなささやかな希望を覆い尽くすように、街には黒雲が立ち込めていく。
闇に抗う、友情の灯火の仄かなゆらめき。
その絆は、逆境に立ち向かう力となるのか―――。
8月8日(金)と9日(土)に、アニメーション映画『Sky ふたつの灯火 –前篇 -』の舞台挨拶が行われ、本作の監督を務めたエヴァン・ヴィエラのほか、プロット担当のアラン・フイン、音楽担当のケヴィン・ペンキン、プロダクションデザイナーの田邊裕一朗、通訳兼オーディオデザイナーの水谷立が登壇。
また、8日(金)にはストーリーアーティストのマーシャル・フェルス・エリオット、エグゼクティブプロデューサー兼プロダクションデザイナーのセシル・キム、9日(土)には本作の編集を担当したゲイブ・ベレシン、プロデューサー兼監督のアシスタントを務めたジェニー・ファムらも参加し、“セリフなき物語”に込めた想いを語った。
エヴァン・ヴィエラ監督は、チームとして正しいと思える物語の方向性を見つけるまでに何度も何度もゼロからのやり直しを繰り返したことを明かし、こう伝えた。
「本作は長い年月をかけて制作し、辛いことも多くあったプロジェクトでしたが、こうして無事に公開できたのは皆さまから絶え間なく寄せられた応援コメントのおかげであり、本日この映画館で皆さんといっしょに作品を鑑賞し、同じ時間を共有できたことはとても光栄で、思い出に残るとても素晴らしい体験となりました」
エグゼクティブ・プロデューサー兼プロダクション・デザイナーのセシル・キムは、本作において象徴的な存在であるマナティについて紹介し、こう説く。
「マナティは孤児にとって心の平穏を取り戻す存在であるとともに、失われていた“居場所”や“絆”を表す存在となり、そうした点からマナティは“愛の象徴”だと捉えています。
また、ゲーム内にも登場する蝶の玩具やキャンドルといったモチーフにも、過去と現在、心の記憶をつなぐ役割を込めています」
「身体のちょっとした動きやスピード、角度の違いなどからキャラクターの感情をまるでセリフのように表現することができます。
本作では、物語を伝えるための手段、方法を言葉以外のものでいかに伝えるかというところにすごく気を使いました」(プロット担当 アラン・フイン)
「「表情やセリフが使えないからこそ、シルエットや動き、構図、光と影など、視覚的要素の全てが重要な“語りのツール”になりました。
制約があるからこそ生まれる創造力があり、この作品は私にとっても学びの連続でした」(ストーリーアーティスト マーシャル・フェルス・エリオット)
音楽 ケヴィン・ペンキンは、クラシックオーケストラに加え、合唱やシンセサイザー、プレートベルなどを融合させ、空気感そのものを音で描くような設計を意識し制作に挑んだという。
「当初は、セリフがない分音楽で感情を強調する必要があると考えていましたが、チームで会話し、制作を進める中で、映像やサウンドデザインそのものに“語る力”があることに気づき、音楽で伝える情報を厳選して”引き算”の作曲を行いました」(音楽 ケヴィン・ペンキン)
「本プロジェクトには専属の素晴らしいサウンドチームがいましたが、映画館での体験を特別なものにできるようにしつつも、原作ゲームと映画の繋がりを違和感なく感じてもらえるよう、ゲームの音響素材を提供しながら音の面で一貫性を保つお手伝いをさせてもらいました」
「ゲームでは描写を極限まで最適化する必要があり、周囲の情景や会話など描ききれない部分も多くありますが、映画ではその制限が取り払われ、細部まで描き込むことができました。
最初に立体的な花の描写を見たとき、“これは本当に Sky の世界観に合うのか”と一瞬迷いましたが、最終的にはすべてが世界観に調和するようていねいに仕上げることができました」
「Sky 星を紡ぐ子どもたち」 は、iOS・Android・Nintendo Switch・PlayStation・Steamで大好評配信中のソーシャルアドベンチャーゲーム。
誰でも直感的に遊べる設計でありながら、心を揺さぶり、他人とのつながりを感じ、感情を共有する体験となること、そしてそれにより寛容や思いやりの輪を広げ、現実世界においても良い影響をもたらすこと、「Sky」はこうした理想を掲げて、2019年のリリース以降多くのプレイヤーの心をつかみ、精力的なアップデートが続けている。
世界中でダウンロードは累計2億7千万を突破し、2022年9月には日本ゲーム大賞2022の優秀賞を受賞。
2023年8月には『最も多くのユーザーが参加したコンサートがテーマの仮想空間』としてギネス世界記録
2022年12月7日から配信開始した PlayStation版、2024年4月10日からアーリーアクセスが開始された Steam版により、今後ますます Sky の世界は広がっていく予感↓↓↓
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