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先進国33か国中、7時間22分と最も平均睡眠時間が短い日本。
日本では、大人だけでなく子どもたちも、睡眠時間の短さが指摘され、発達への影響をはじめ、イライラ・不安が重なりやすいといった感情面・学習面などさまざまな影響を及ぼしていると指摘されている。
こうした社会課題に、「睡眠について学ぶ機会を」と始動したのが、睡眠の環境を整えるメガネ「JINS SCREEN FOR SLEEP」などを手がけるジンズホールディングス。
JINS は、睡眠をめぐる社会課題解決の観点から、睡眠研究の世界的な権威による、睡眠とブルーライトに関する研究の支援や、より多くの人に睡眠について学ぶ機会を提供する「寝る育」を展開中。
2024年7~9月には、科学的根拠にもとづいた情報発信を掲げる日本睡眠協会と共同で、品川女子学院中等部・高等部の生徒へ「睡眠と生活習慣」を切り口とした特別講座、研究支援を実施した。
そんな JINS は、こんどは小学生たちと睡眠の重要性を共有。
埼玉県さいたま市 さとえ学園小学校 4年生76名が、睡眠における光の影響を学んだ。
さとえ学園小学校(佐藤栄学園)は、東日本電信電話(NTT東日本)埼玉支店と、日本初の睡眠データを活用し個別最適な睡眠改善を探究する授業(スリープテックプロジェクト)を展開中。
JINS は、日本の睡眠課題解消に対してさまざまな企業が共同で睡眠改善に資する新規事業創出やサービス開発、イベントを企画する仮想コミュニティ“Sleep Network Hub”「ZAKONE」(ザコネ)に加盟する企業として、このスリープテックプロジェクトに参画し、「睡眠×テクノロジー教育」JINS 特別事業 が実現した。
この「睡眠×テクノロジー教育」JINS 特別事業 @さとえ学園小学校(埼玉県さいたま市)では、まず日本睡眠協会内村理事長が「子どもの成長・学習と睡眠~睡眠における光の影響~」と題して基調講演。
JINS は、睡眠における光の影響、ブルーライトとの正しい付き合い方、睡眠に関する製品開発の背景を紹介した。
子どもたちは、ブルーライトは日中浴びた方が良いこと、就寝の2~3時間前は避けた方が良いことなどを共有。
2025年2月には、子どもたちが自ら考えた睡眠に関する新製品のアイディアや睡眠改善の取り組みなどに関するプレゼンテーションする最終発表会を開催する。
ジンズ ヘルスケア事業部 堀清貴 シニアディレクターは、「今後も JINS は、日本睡眠協会をはじめとする多様なステークホルダーとともに、睡眠をめぐる社会課題の解決に取り組んでいきます」とも伝えていた。
◆JINS SCREEN FOR SLEEP
https://www.jins.com/jp/campaign/jins-sleep/