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「介護福祉士の仕事は、『介護という手段を使って福祉する』という意味があります。
福祉は、人の幸福や健康、ウェルビーイングと訳されます。
人の幸せを実現するためのこの仕事が魅力がないはずがありません。
イベントでは少ししかお話できなかったので、魅力いっぱいの福祉職の魅力を記事や SNS を通して知っていただけたらうれしいです」
―――そう想いを伝えるのは、介護福祉士として現場に従事するモデルの上条百里奈さん。
東京都は、11月11日「介護の日」に、新宿アルタ前で「11月11日 『介護の日』 街頭キャンペーン」を開催。
東京都「福祉の仕事イメージアップキャンペーン」の一環として開催された同イベントには、TOKYO福祉のお仕事アンバサダーのハローキティをはじめ、上条百里奈さん、もとお笑いコンビ「ピスタチオ」で現在児童福祉の仕事に就く小澤慎一朗さんらが登場。
現役福祉職の人たちとともに新宿アルタ前で東京都福祉人材情報バンクシステム「ふくむすび」のチラシ配布を行ったほか、ハローキティ撮影会やトークショーを展開。
仕事や学校帰りの通行者で賑わう新宿の街で、将来に渡り安定的に福祉人材の確保が必要な福祉の仕事の魅力を発信した。
「福祉の世界に入り、まだ経験も知識も浅い僕が何を話せばいいのか正直不安もありましたが、足を止めて下さった方や出演者の皆様のお陰で楽しくお話をさせていただきました!
上条さんの介護のお話しもたいへん勉強になり、介護を必要としている人だけではなくすべての人に通じるなぁと思いました。
また自分が感じたことを僕なりに伝えていきたいです。ありがとうございました」
「アルタ前で足を止めて話を聞いてくださった方、ありがとうございました。
「#なにゆえ私が福祉職」というハッシュタグで11月末まで福祉の現場に携わる皆さんの想いやきっかけをいっしょに発信しているので、ぜひXやInstagramでハッシュタグ検索してみてください」
「キャンペーンの一環として制作した5つのストーリーからなる動画は、一見すると特別なシチュエーションに見えるかもしれませんが、自分らしくあろうとするすべての方にとっての共感と気付きを含んでいます。
そのことを登壇いただいた現役福祉職・介護職のお二人のトークからも感じとることができました。
都内中に展開される動画やポスターにも是非ご注目ください」
「福祉の仕事は、現場だけじゃなく区役所や医療関係も含めて、チーム支援が大切です。
福祉に関わる業種だけじゃなく、1人ひとりが周りの困っている方々を気遣い支援することだと思っています。
ちょっとがんばってみたいな、興味があるという方がいらっしゃったら、ぜひごいっしょしたいので、ひと声かけていただけるとうれしいです」
「自分に自信が持てなかったり、強みが分からないと悩んでいる人たちがいたら、ぜひ福祉に携わってみてほしいと思っています。
自分の家族や友人、恋人などを大切に思うように“誰かにとっての大切な人”に幸せに生きてもらう為に自分が関わるということは、責任も重大ですがそれ以上に目の前にいる人を幸せにしたいという気持ちでいる自分には胸を張っていられます。
そんな日々が続いていくうちに、少しずつ元の自分よりは今の自分の事を好きになってあげられるし、ゆくゆくは生きがいに繋がるお仕事だと思うので、少しでも興味が持てたら一度でもいいので関わってみてほしいです」
東京都「福祉の仕事イメージアップキャンペーン」は、福祉・介護業界全体のマイナスイメージを払しょくし、将来にわたって安定的に福祉人材を確保することを目的として、東京都が実施する取り組み。
福祉・介護の仕事の魅力を広めることで、福祉に興味がない人々も関心を向けてくれるような話題発信、若者だけでなく幅広い層に向けた情報発信を展開している。
東京都内では、福祉・介護の仕事に対してネガティブなイメージを持っている人が多いのが現状。
若い世代は、福祉・介護の仕事をやりがいのあるものとしてイメージできていないため、これを改善することが重要と東京都は考え、3月には「東京都福祉人材バンクシステムふくむすび」がリニューアル公開。
このシステムでは、福祉事業者の職員募集や職場環境に関する情報、都や区市町村の資格取得支援策、研修・イベントの情報などが提供されているから、気になる人はチェックを↓↓↓
https://www.fukushijinzai.metro.tokyo.lg.jp/