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最新テクノロジーと、心躍る感情が交わる、“未来の交差点”を体感しに、東京・有楽町へ行こう―――。
ここは有楽町駅前、デジタルを切り口に東京の「未来」「スポーツ」「生きもの」の展示を鑑賞・体感できるほか、展示やテーマに応じたさまざまなワークショップなどのイベントを開催し、未来についていっしょに考える空間 ――― SusHi Tech Square。
いまここ SusHi Tech Square で、「ようこそ、テクノロジーと心踊る感情が交わる“未来の交差点“へ」と題した企画展「エモーション・クロッシング展」が12月25日まで開催されている。
このエモーション・クロッシング展は、先端テクノロジーと感情をテーマに、インタラクティブなメディアアートや体験型のテクノロジー展示を通して、未来の東京についてみんなで考える時間を共有できる。
また、作品に関連したワークショップやイベントに参加すれば、主体的な想像や思考も共有でき、一人ひとりが未来を自分ごととしてキャッチできる。イベントスケジュールや展示詳細は、公式サイトをチェックしてみて↓↓↓
https://sushitech-real.metro.tokyo.lg.jp/emotioncrossing/
―――そこでさっそく、この エモーション・クロッシング展(東京 有楽町 SusHi Tech Square 10/12~12/25)の観どころを、各キュレーターのレコメンドといっしょにチェックしていこう↓↓↓
わたしたちが自身の感情を他者に対してどのようにして表すかは、日常生活のなかでとても大きな関心を占めます。
そのこともあり、古今東西の演劇や絵画、映像などをはじめとする様々な芸術や表現においても、感情がどのように伝えられるかは、大きなモチーフとなっています。
感情の伝え方に正解はありませんが、YUKARI による『Emotions Unveiled (解放された感情)』は、人々が思いっきり感情を表現できる場をつくりたいという思いで制作されました。
モニターの前に立ち、喜怒哀楽の表情をつくってみると、さまざまなモチーフの3DCG のオブジェクトが顔のまわりに出現します。
喜びは「テンアゲ」、怒りは「ガチギレ」、哀しみは「メン落ち」、そして、楽しさは「ノリノリ」。
「喜怒哀楽」におさまらない幅や深さで、それぞれの感情がビジュアライズされます。
特定の香りを嗅いだとき、その香りに紐づいた過去の記憶や感情が無意識的に呼び起こされる現象を小説家の名をとって「プルースト効果」と呼ぶように、香りと感情には特別な関係があるようです。
日本の能面は、形が変わらなくても、演技と舞台照明による陰影が一体になって豊かな表現となり、観劇者に多様な感情を伝えます。
本展示は、特殊メイクアーティストの快歩と Japan Global Association が協力して制作した、自分の内面からポジティブな感情を引き出す没入型フォトブースです。
快歩のつくる特製マスクは、顔を覆うことで自分を解き放つことができるツールとなり、より深い感情の世界へ没入できます。
また、Japan Global Association 株式会社は、調合技術によって自分の気持ちを前向きにさせる「香り」を開発。ブース全体に漂う香りの中でマスクをつけたら……感情の変化をぜひ体感ください。
これは展示仕掛け人からプレイヤーであるあなたへのメッセージです……。
「ゲームシステムということでAR を鑑みると、AR 機能をオフする前提のものが大半である。
なぜオフされるのか。
それはゲームにとって単なるおまけであり、プレイヤーにとってAR機能を使い続ける必要性がないからである。
15 年間AR 領域の開発を続けてきたAR 三兄弟はここに着眼して、ゼロから新しいゲームを開発することにした。
また、いまやドラマや小説で不動のジャンルとなったいわゆる刑事もの、科学捜査ものだが、60分から120分かけて没入しない限り当事者にはなれない。何しろ現代人は時間がない。2 秒で当事者になれる仕組みが必要だ。
一方でテクノロジーの世界では、五感の拡張に注目が集まっている。
視覚と聴覚の拡張はもちろん、嗅覚や味覚、触覚などの研究成果がいよいよ産業ラインに現れようとしている。
こうした諸問題をひとつの作品で解決させようとしたのが新作『スシテック刑事』である」
絵文字が世界に先駆けて発表されたのは、1999年の日本でした。
以来、世界のオンライン人口の92%が絵文字を使用しており、そのなかでも2021年に最も多く使用されたのは「
松田は「The Laughing Man」シリーズにて、この現代社会を象徴する絵文字を用い、感情のアクチュアリティについて問いを投げかけてきました。
本展ではその最新版として、日本中でいまブームからライフスタイルへと定着し、進化を遂げているサウナと融合させたインスタレーション作品を発表します。
サウナと水風呂という両極端な温度差がもたらす身体の“ととのい”に対し、“笑い/泣き”という対極的な感情の交差はどのような“ととのい”をもたらすのでしょうか。
非日常な展示室で感情差に向き合い、日常社会という外気浴をしたとき、あなたの感情は果たして仕上がるのでしょうか。
エモーション・クロッシング展(東京 有楽町 SusHi Tech Square 10/12~12/25)の最後には、4名のクリエイターの展示体験を「色」と「感情」でアウトプットするインスタレーションもトライしてみよう。
会期中に投稿される来場者のデータが集まり、ビジュアライズされる姿を観てみよう。
平日は11:00~21:00(最終入場 20:30)と夜まで観覧できるから、仕事や学校の帰りにも、ゆっくりめぐってみて。
―――そして、今回のエモーション・クロッシング展の魅力について、宮田裕章はこう伝えている。
「エモーション・クロッシング展の舞台は“未来の交差点” です。
歩みを進めるごとに出会う、テクノロジーと創造性を駆使した作品たちが、あなたの感性と交差し、あなたの中にあるまだ知らない感情を呼び起こすはずです。
そうして生まれた感情を、ぜひ、誰かとシェアしてみてください。
この “新しい感情の交流体験” こそ、つながりの中でともに生きる私たちがこの先育むべき豊かさ、つまり、 “未来のWell-Being” のヒントになると思います」(宮田裕章)