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結婚式って、いまってやるの? やらなくていいの?
―――そんな「どうなの?」というモヤモヤを、ちょっと晴らすヒントが公表された。
◆全世代の4人に1人、20代は約4割が、結婚式をしていない“ナシ婚”
◆全世代の4人に1人、20代は3人に1人が、「結婚式をした方が良い」と回答
◆全世代の5人に1人、20・30代は4人に1人が「結婚式をしなかったことを後悔」と回答
◆結婚式をしなかった理由、20代は「お金がなかったから」が突出、さらにコロナ禍も要因に
―――こんな調査結果を公開したのが、「小さな結婚式」など結婚式事業を手がける、レック(本社:兵庫県神戸市)。
レックは、結婚式をしていない20代以上の既婚者男女631名にアンケート調査し、上記のような結果を公表。
「人それぞれ、さまざまな理由や考え方から結婚式をしなかったなか、「結婚式はした方が良い」「結婚式をせず後悔している」という人がいることがわかりました。
とくに20代には、結婚式をしたくてもできなかった理由や背景が今回の調査で明らかになりました」(レック)
そうレックがまとめる調査結果について、詳しくみていこう。
レックは事前調査で、全国の既婚者2,971名に結婚式をしたかどうかをチェック。全体の24.9%、実に4人に1人が結婚式をしていないと回答していた。
なかでも20代とくに多く、39.5%が結婚式をしていないと回答。年代が上がるほど結婚式をした人の割合が高く、60代に至っては9割以上の人が結婚式をし、世代ごとの結婚式事情の違いが。
それ以降の質問では、この質問で「結婚式をしなかった」と回答した631名を対象に質問した。
結婚式をしていない既婚者631名に、結婚式をした方が良いかを聞くと、全体で4人に1人が結婚式はしたほうが良い(「とてもそう思う」6.5% /「ややそう思う」18.7% 計25.2%)と回答。
またここでも20代では、他の世代よりも多く、3人に1人が結婚式をしたほうが良いと思っていた。
20代は、30代〜50代よりも結婚式をしていない人の割合が多いなかでのこの結果であることから、結婚式をしたくてもできなかった、などのあきらめざるを得ない事情がある人が他の世代よりも多い可能性がこの結果から読み取れる。
また60代以上は、40代・50代よりも結婚式をした方が良いと考える割合が高く、この世代は結婚式をとくに大事にしている。
結婚式をしなかったことを後悔しているか、を聞くと、全体で5人に1人が後悔している(「とても後悔している」4.3% /「やや後悔している」16.6% 計20.9%)と。
世代別では30代「後悔している」6.7%、「やや後悔している」20.0% 計26.7%)と、ここでも20代(「後悔している」4.5%、「やや後悔している」21.0% 計25.5%)の4人に1人が後悔し、他の世代よりも割合が高かった。
前問での考察同様、やはり20代では本当は結婚式をしたかったけどできなかった事情があった人が多かった。
この結婚式をしなかった理由で、その背景が明らかに。
20代は「お金がなかったから」という理由が他の世代よりも突出して高くなっているいっぽう、「興味がなかった」「準備が面倒だから」などその他の理由では他の世代よりも割合が特に低い結果となっていることから、結婚式を挙げなかった20代の既婚者は、主に経済的な理由で結婚式を挙げたくても挙げられなかった人が多かった。
また20代で「その他」を選んだ人のうち、4割は「コロナ禍」を理由に挙げ(自由回答による)、経済的理由にさらに「コロナ禍」が拍車をかけ、余計に結婚式を諦めざるを得なかったのかもしれない。
◆小さな結婚式
https://www.petitwedding.com/