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「Adobe Expressって、こんなに直感的に使えて、とにかく面白くて楽しくて、思った以上のものがつくれちゃう。しかも無料で」
実際に仕事で、プライベートで、Adobe Express(アドビ エクスプレス:https://www.adobe.com/jp/express/)を使ってみて、そう感じた。さらに……。
「もうこれさえあれば、いつでもどこでもちゃっちゃっとクリエイティブ作業ができる」
「画像やPDF、動画まで、思っている以上のことがだいたいつくれちゃう。しかも生成AIにも頼れる」とも―――。
無料のオンライン写真・デザインツール Adobe Express は、ブラウザ上ですべてが完結するクラウドツールで、PCへのインストール不要。
メールアドレスか、Google・Facebook・LINE のアカウントでログインするだけで、すぐに使える。
インストール版の Adobe Photoshop や Adobe Illustrator 、クラウド板の Adobe Creative Cloud を使ったことがある人は、「Adobe Express だけでこんなこともできるのか!」と笑うかもしれない。
とにかく膨大な量のデザインテンプレートがあるうえに、そこにマッチしたテンプレがなければ、生成AIにテキストを打ち込んでお望みのイメージがササッと出てきちゃう。このあたりはハマると抜け出せないほどのおもしろさがある。
―――今回は、かなり地味な報道・メディアの記者視点で使ってみた。それでも、目を丸くするほどかんたんで、想像以上のデキに衝撃を受けっぱなし。前置きはこれぐらいにして、実際に仕事で撮影した画像でいろいろやってみよう。
まずはこの画像。出張先の奈良県のとある近鉄の駅。早朝、真横から朝日を受けて新入してくる近鉄電車と、それを待つ通勤通学客たち。
それはいい風景だけど、どうしても左のおじさんが気になるってことで、「生成塗りつぶし」でブラシの太さを調整しながら、ツーっとおじさんを上からなぞってみると……。
このとおり、めちゃきれいに消える。まるでおじさんの奥(ひとレイヤー下に)に背景が残っていたかのように、見事に消えた。
これ、実際にほかの画像でも試してみても、だいたい想像どおり、いや想像以上に、消してくれる。まずこれが頼れる。
次は、みんながよく知ってるあの鉄道会社の、あの観光地へと誘うポスターのような画をつくってみる。
画像は日暮れどきの岐阜県恵那市、明知鉄道の駅。仕事を終えて列車を待ってるときのひとコマ。
まずはこの画像、やや左に傾いていたので、「切り抜き」ツールのなかの「自由形式」で画像を1度単位で回転させ、水平に直す。
さらに、ちょっとエモい印象をアップさせたいってことで、「色調補正」でコントラスト+20、彩度+60、明るさ+30、シャープ+20 にしてみる。
うん。エモくなった。
次は例のポスターのように、キャッチコピー(テキスト)を入れてみる。
このテキストも、フォントや色、大きさなどが自由に組める。しかも行間や文字間まで変えられるのがすごい。
「そうだ岐阜、行こう」という文字は、影をつけて、スポイトツールで山の稜線付近からとって文字色にしている。
左下の白い文字は、“断ち落とし”にレイアウトできる。これも、「へーーっ、できるんだ!」とびっくり。
そして、この Adobe Express のすごいところを最後に!
左上に、「きれいなお月さんがあったらいいよね」ってことで、「デザイン素材」で「月」と入力すると、月のサンプル画像がダーッといろいろ出てくる。
そこから適当な月を選んで、右上に貼り付けて、不透明度65%にしてみたら、こんな感じ。すごいでしょ!
(ちょっと黄色を入れたほうがよかったかな)
最後にもうひとつ。Adobe Express は動画編集もめちゃめちゃかんたん。
テンプレートもあるし、生成AIに頼ってもいいし。これがあれば、TikTok や YouTube にアップする日常的作業も、飛躍的にタイパできるかも。
―――ということで、これはまだまだ Adobe Express のすごいところは“序の口”。
とにかく触って、びっくりして、使いこなして、こんどは自分ではなくほかの人たちを、Adobe Express でつくってびっくりさせてみて。
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ちなみにここも詳しくレポートしてるから、要チェック↓↓↓
https://www.lifehacker.jp/article/2404-lht-adobe-express/