東京に残る最も古い大名庭園のひとつ―――旧芝離宮恩賜庭園。

そのルーツは江戸時代の1678年。老中 大久保忠朝が、将軍 徳川家綱より拝領した土地に屋敷と「楽寿園」という名の庭をつくったことから。

園内の池は当時、海水が流れ込む潮入りの池だったことから、周囲を埋め立てられ淡水の池となったいまでも砂浜などの名残をとどめる庭園として知られる。

―――そんな旧芝離宮恩賜庭園は一般開園開始から100年を迎える節目の年ということで、5/15〜5/18 の4日間だけ、光と食をたのしむ夜会「旧芝離宮夜会 by ワントゥーテン 〜幾年ひかる〜」が開催される。

その幻想的な“仕かけ”と“魅力”を、ここでチェックして現地で体感してみよう↓↓↓

江戸時代から現代までの”時の流れ”を体感

「旧芝離宮夜会」(5/15〜5/18)は、最先端のテクノロジーを駆使した演出で、その場所を最も魅力的に表現し、ここだけの美食を愉しめる“食と文化の地産地消”空間。

ことし旧芝離宮恩賜庭園が100年を迎えることを記念し、芝離宮が作庭された江戸時代から現代までの”時の流れ”を旧芝離宮夜会のテーマに設定。

芝離宮の回遊式泉水庭園という特徴を最大限活かし、庭園内のエリアを時代ごとの江戸/明治・大正/現代の3つに区分。

その位置によって「聴こえる音が異なる」「視える景色や灯りが異なる」ような演出が施されている。

江戸・明治・大正そして現代へ、光と音で

また、20分ごとに展開する約5分間のショータイムでは、庭園全景を使って、江戸から明治・大正、そして現代へとつながる時の流れを光と音で表現。

ショーの最後には、伝統的な日本庭園と現代的な高層ビル群が調和し、芝離宮が持つ景観美と光と音が共鳴するフィナーレへ―――。

今宵、⾳/照明/映像のリアルタイム連動を

この「旧芝離宮夜会」(5/15〜5/18)では、ワントゥーテンとオーディオビジュアルアーティスト JUNICHI AKAGAWA が共創し、100台近くの照明灯体を制御し、ただ音楽に合わせるのではなく、「音が持つさまざまな情報を抽出し、音と照明や映像が密にシンクロする空間演出」を実現。

実際にそこに身を投じてみると、集中と解放、瞑想と想像をゆったりと体感できる。

この演出は、音と照明、映像が完全にリアルタイムに連動するワントゥーテン独自システムを活用した初めての試みというから、いまこそこの場だけの世界を体感してみて。

さらに、このシステムを今後開催する夜会はもちろん、さまざまなアーティストやクリエイターとの共創、既存の音響照明設備の再活用など、あらゆる場所やシーンでの演出に活用されていくというから、楽しみ。

プロジェクションマッピング「大正浪漫-いろどり満月」も

また、「旧芝離宮夜会」(5/15〜5/18)のもうひとつの見どころ、インタラクティブ・プロジェクションマッピング「大正浪漫-いろどり満月」もチェック。

「幾年にもわたって庭園を見守ってきた月と、明治・大正時代に西洋から伝わったステンドグラスを組み合わせたインスタレーション。煌めくガラスに触れることで、色彩豊かな月へと変化します」という空間にも、身をおいて体感してみて。

光が導く江戸情緒・散策路をゆっくり歩く

「旧芝離宮夜会」(5/15〜5/18)で、光が導く江戸情緒・散策路をゆっくり歩くのもたのしい。

そこはまるで、江戸時代の大名庭園にタイムスリップしたかのような没入感を感じる光の回廊。江戸文化を感じさせる和傘や行燈といったモチーフが江戸情緒の雰囲気に。

そして幻想的な光と音のなかで、夜会ダイニング

「旧芝離宮夜会」(5/15〜5/18)には、幻想的な光と音のなかでたのしむ食空間―――夜会ダイニング〜Yakai Dining〜も。

ここは、江戸、明治・大正、現代と三つの時代の美食を愉しめる、4日間限定のダイニング。

夜会オリジナルのビールのほか、江戸庶民に流行した甘酒、旧浜離宮庭園オリジナルラベルのビール、レトロなクリームソーダやラムネなど、その時代ごとの雰囲気を味わえるから、ここでゆっくりと……。

旧芝離宮夜会へと誘うモビリティやクルーズ船も運行

「旧芝離宮夜会」(5/15〜5/18)開催期間中、旧芝離宮恩賜庭園の外も、ゆっくり奥深くたのしめる企画がいろいろ。

浜松町・竹芝・芝浦エリアの夜会応援店舗と連動し、街をあげてイベントとシナジー展開。

夜会開催期間中の5月17日(金)、5月18日(土)には、エリア内の船着場から江戸情緒あふれる屋形船や東京港の見どころをめぐるクルーズ船が運航し、ナイトクルーズに加えてイベント会場と東京タワーをつなぐモビリティも運行されるから、気になる人は公式サイトをチェックして、幻想的空間に浸ってみて↓↓↓
https://yakai.1-10.com/shibarikyu/

今後の“横展開”に期待

旧浜離宮庭園を含む浜松町・竹芝・芝浦エリアは、都心でありながら歴史ある文化施設と豊かな水辺空間に恵まれ、大型開発による今後さらなる活性化が期待されるエリア。

このエリアでのナイトタイムエコノミーの新たな施策として、国の「名勝」として指定されている旧芝離宮恩賜庭園でのライトアップイベントを 2018 年度より継続して開催してきた。

「旧芝離宮夜会」(5/15〜5/18)は、今回で6回目の開催となり、地域の飲食店との連携やナイトクルーズやモビリティなど規模も拡大され、エリアの認知向上とナイトタイムエコノミーの促進に寄与。

今後もさまざまな展開で、みんなに感動と発見を届けていくというから、楽しみ。

◆旧芝離宮夜会 by ワントゥーテン〜幾年ひかる〜
WEBサイト:https://yakai.1-10.com/shibarikyu/
開催時期:2024年5月15日(水)~5月18日(土)18:30〜21:30(最終入場21:00)
入場可能時間:18時30分~/19時45分~
※会場内コンテンツ所要時間1時間程度
開催場所:旧芝離宮恩賜庭園一部(東京都港区海岸一丁目)
入場料:オンラインによる前売チケット1,000円/未就学児無料(小学生以上から特別チケットが必要)
※当日券(現金のみ/数量限定)も販売
主催:公益財団法人東京都公園協会
総合演出:ワントゥーテン
共催:竹芝エリアマネジメント/芝浦エリアマネジメント/浜松町芝大門エリアマネジメント/ワントゥーテン
後援:竹芝地区まちづくり協議会
特別協賛:アートブレーンカンパニー
飲食協賛:THEPLACEofTOKYO
協賛:鹿島建設/清水建設
協力:竹芝タウンデザイン/CiP協議会/TOKYOTOWER
制作協力:西尾レントオール

情報提供元: GZNews
記事名:「 東京 浜松町「旧芝離宮夜会 by ワントゥーテン 〜幾年ひかる〜」5/15〜5/18 開催! 幻想的な光と音の時間旅行空間で美食体験、浜松町 竹芝 芝浦エリアを行くモビリティも登場