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東京から温泉や冬景色、絶品グルメを体感するなら、いまどこがキテるか―――。
そんな情報バラエティ番組の企画タイトルのような話題に、ひとつのトレンドがみえた。
それは東武鉄道の調査結果。自社路線へのアピールかと思いきや、いまや消滅したアレやコレが、いまも残ってるうえにさらに進化して、リピーターを増やしているという。
それは、なにかというと……。
いま世代や性別を問わず、都内を発着する列車旅で人気が急上昇しているのが、東武鉄道 特急「スペーシア X」。
浅草と日光・鬼怒川を結ぶ最新ラグジュアリー特急列車で、豊富な座席バリエーションや飲食タイムが大人気。
ホテルのラウンジをモチーフにした「コックピットラウンジ」や、走るスイートルームをコンセプトにした「コックピットスイート」をはじめ、おしゃれなカフェタイムも、絶景車窓といっしょに体感できる。
https://www.tobu.co.jp/spaciax/
しかも、この東武特急「スペーシア X」の人気ぶりは、最新調査データでも明らかに。
実際、東武特急 スペーシア X 乗車客にアンケート(2023年11月17~19日実施、3241件)した結果、「またスペーシア X に乗ってみたい」という回答が9割を超えたという。
リピート率の高さも、東武特急「スペーシア X」がもつラグジュアリー感やホスピタリティの現れといえるかも。
そして、日光・鬼怒川へ東武特急「スペーシア X」で行くなら、このチケットを組み合わせるのが最強。
NIKKO MaaS(日光マース)フリーパスは、WEBサイト上でフリーパスや拝観券などに加え、特急券も購入でき、ますます便利。
もう一度、「日光・鬼怒川へ東武特急「スペーシア X」で行くなら、このチケットを組み合わせるのが最強」。これほんと。
https://www.tobu-maas.jp/lp/nikko-maas
―――そんな東武特急「スペーシア X」と「NIKKO MaaS」(日光マース)で行く日光・鬼怒川への旅。
この旅時間が注目を集める理由は、こんな調査データに裏打ちされている。
2023年の物価高騰や経済環境の著しい変化は、旅行意識や傾向にどのような影響を与えているのではないか。
新型コロナウイルス感染症が5類に移行後、初の冬季となる2023年、国内でも有数の旅行地である日光・鬼怒川への路線を運行する東武鉄道では、生活者の旅行意識と、2024年の旅行傾向を分析するため、全国600名の旅行好きの方に今年の冬の旅行に関する意識調査を実施した。
まず旅行意向をたずねたところ、一般的に冬は旅行の閑散期と考えられているなか、過半数を超える約6割の方が旅行意向を有するという結果となり、旅行自体にかける費用についても約3割の人が例年より予算を増やす予定と答えた。
このことから今年の冬旅の傾向として、コロナ禍が明け、多くの旅行好きの方が冬の旅を計画していることや、久しぶりの旅行に例年以上に予算をかける外出型消費の強い高まりと、リッチな旅行をしたいといった傾向が明らかに。
それでは、旅慣れた旅行好きの人たちは、どのように旅行に出かけているか?
観光地までの移動手段としてよく使っている交通手段をたずねたところ、第一位は「電車(62.3%)」という結果に。
電車を使う理由としては「移動が楽だから(61.0%)」、「時間通りに到着するから(47.3%)」となり、車の渋滞や到着遅れによる時間消費を避けながら、安心安全でスケジュールも立てやすいといった電車の魅力を最大限に活用している、賢い旅の工夫が想像される。
今回の調査では、高い旅行意向と旅行自体に予算をかける傾向が明らかとなり、電車の旅が高い支持を集めた。
では、具体的に旅行好きの人たちはどのような鉄道の旅とお金の使い方、楽しみ方を志向しているか?
旅行の移動手段自体に対してどのように考えているかをたずねたところ「旅行の中で移動中の楽しさや快適さのためにお金をかけても良い(74.8%)」となるなど、宿泊施設や食事、体験アクティビティなどだけではなく、移動自体を旅行の一部と捉え、その移動を楽しむためにお金を使っても良いとする旅行者の予算感覚意向が明らかに。
旅行好きの人から支持を集めた移動手段の電車、「カフェや個室がある電車があれば利用したい(46.2%)」や「電車で移動することが楽しい(51.3%)」、「話題の移動手段・乗り物があれば、採用したい(50.3%)」といった回答に。
このことから、旅の一部と捉えられている移動においても、お金を使ってリッチに個性的で優雅な電車に乗って旅行を楽しみたい、といった意識がみられた。
またZ世代(本調査においては10~20代)においては「旅行もタイパ(かけた時間の割に楽しめること)が大事だ(61.0%)」、「映える電車に乗りたい(インスタグラム等、SNS映えする電車)(45.5%)」と。
若年層の間では「タイパ消費」と称されるように、かけた時間と比較して、どれだけ効率的に物事を楽しめたかを価値基準とする消費スタイルが広がっている。
今回の調査においても、そのタイパといった価値観や考え方が「旅行」においても浸透してきている結果に。
また、SNSを通じて、観光先だけでなく移動中も情報発信やシェアを行うというSNSと旅の密接な関係が明らかに。
これらの結果から、今どきの若者の旅行観として、タイパと称される旅の「移動時間自体を楽しむこと」も重視しながら、華やかでSNSでの発信も楽しめるような電車を希望する傾向が顕著に浮かび上がった。
冬旅で体験してみたいことランキングは、第一位「温泉」(66.2%)、第二位「グルメ」(50.0%)、三位「冬景色鑑賞(雪景色、氷瀑、氷柱等)」(26.5%)
冬旅で体験したいものは、第一位「温泉」、第二位「グルメ」、第三位「冬景色鑑賞」となり、「神社・仏閣巡り」や「イルミネーション鑑賞」、「ウィンタースポーツ」などがそれに続いた。
今回の調査では「冬らしい温泉体験で癒されながら、グルメや、冬景色鑑賞、神社・仏閣巡りなどの観光、そしてアクティブにウィンタースポーツを希望する旅行者像」が浮かび上がったという。