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「こんな “あかり” があったら便利だ」
「こんな “あかり” があれば、こんな問題が解決するのに」
「こんな “あかり” の使い方が出来れば暮らしが変わる」
そんな「未来のあかり」のアイデアや機能、新しい使い方など、さまざまなアイデアを広く募集し、5月9日から7月20日の約2か月間で、8歳から81歳まで、計290件のアイデアが集まった。
それが、日本照明工業会(JLMA)「Lighting 5.0 ~未来のあかりアイデアコンテスト2023~」。
新時代のあかりの概念「Lighting 5.0」を広く推進すべく、「Lighting 5.0」の持つ4つの価値「健康」「安全」「快適」「便利」がもたらす、みんなの暮らしを豊かにする、未来のあかりのアイデアを募集し、290件のアイデアのなかから、日本照明工業会(JLMA)と 若新雄純 特別審査員による一次審査を通過した最優秀候補7アイデアが決定。
この7作品から、一般WEB投票(8月23日~9月13日)とオンラインプレゼンで最優秀賞を決定する。
また、一般WEB投票に投じた人のなかから抽選で、最大5000円分の Amazonギフトカードをプレゼントする。
そこで、一次審査で選ばれた7つの「未来のあかり」アイデアをチェックしていこう。
歩道の路面を照らすあかりであり、通常時は、まちのあかりとしてまちを照らすが、災害時には、高台などの安全な避難場所への経路を示すあかりとして機能する。
非接触型のバイタルセンサーを内蔵した照明器具。照明器具を設置することで、内蔵したバイタルセンサーが計測対象者の呼吸、脈拍等バイタルを計測し、Wifi等通信回線を利用して端末にバイタル値を表示し、異常が感知された場合は、緊急通報する。就寝中の動きがない状態でも確実な安否確認ができ、見回り労務を軽減する。浴室での脳卒中や心筋梗塞等を発症した際に即時に異常を知らせ、早期発見によって死亡事故を回避する。
ドロボー避けの赤外線センサーを、家の周りに設置している家はあると思うが、これは赤外線が見えない為に、センサーに触れて初めて知らせることになる。今回のアイデアは侵入者が触れる事も無く、見ただけで侵入を諦めさせる「見えるセンサーライト」。もちろん触れれば大きな音で警告する。
場所、光量、色温度、範囲を自由にカスタマイズできることにより、一人一人の生活シーンに合わせて変化するあかり。
シーリングライト型のあかりで、 床にけんけんぱの枠が投影される。家の中で安全に子供が遊べ、いろんな遊び方を工夫できるあかり。
寝室のシーリングライトの常夜灯。夜寝つきが悪かったり、目が覚めた子どもに優しく寄り添い、安心感を与えてくれるあかり。声に反応し、光・影による変化で(1)知らせる、(2)見守る、(3)助ける、(4)遊ぶ という機能で子どもの気持ちに寄り添ってくれる。
照らすのではなく、先を見えなくするあかり。これを用いることで簡単に空間の区画が出来る。先は見えなくなるが、光なので通り抜けることができ、また不透明度を設定することで暗さの加減も出来る。これがあることにより、壁などの本来建築的に必要だったものが必要なくなり、大きなスペースだけを用意してこの照明で用途に合わせてフレキシブルに区画できる。
◆日本照明工業会(JLMA)「Lighting 5.0 ~未来のあかりアイデアコンテスト2023~」一般WEB投票サイトはこちら。
https://www.jlma.or.jp/sp/lighting_action_2030/contest/index.htm