30歳以下を対象にした、1年間(オーストラリア、イギリスは条件付きで2年)語学の勉強や仕事をしながら海外生活ができる「ワーキングホリデー」制度。海に囲まれた自然の多いオーストラリアも人気のワーホリ国です。


海外でお金を稼ぎながら英語力もブラッシュアップできる最高の機会を、残念ながら無駄にしてしまっている日本人のワーホリメーカー達もたくさん。今回は、一生に一度のワーホリの機会を有意義なものにするための、「成功する」ワーホリプランをご紹介します。


英語習得に成功する理想的なワーキングホリデーのプラン



まずは4か月語学学校で学ぶ


オーストラリアの場合、ワーキングホリデービザで就学できるのは実質4か月まで。最近は「海外で生活していれば英語力は自然についてくる」と勘違いして、お金を節約するために語学学校に通わない日本人が増えていますが、これは大きな勘違いです。海外に自然に住んで英語力が伸びるケースは、英語力上級者以上のみ。まだ英語力に自信がない場合は、迷わず4か月の間みっちり語学学校に通うことをおススメします。知り合いを増やしたり情報をゲットしたりなど、人脈・情報収集の場としても語学学校は有益です。


語学学校卒業後はなるべく英語を使った仕事を探してみる


ワーホリの醍醐味は、やはり現地の人に交じって英語環境で仕事が出来る点にあります。飲食店、オフィスにこだわらず、とにかく英語を使う仕事に積極的に応募しましょう。語学学校では就職支援サポートを行っているところも多いので、履歴書の書き方や面接の受け方などアドバイスをもらってもいいかもしれません。とにかく諦めず、粘り強く英語環境の仕事を探しましょう!根気がなかったり、日本で貯めてきた資金が足りなかったりで、日本食レストランで働き始め、そのままずるずる時間だけが過ぎてしまった…というパターンにはまらないよう注意が必要です。どんな職場であれ、英語を使うローカルの会社に雇われると英語力は飛躍的に伸びますよ。また、お給料も高めです。


ある程度仕事がこなせる自信がついたら…


海外での仕事にも慣れ、ある程度「海外でもやっていける」という自信がついたら、次なるステップとしてオフィスでのインターンに応募してみるのもいいかもしれません。インターンは基本無給となりますが、帰国前に企業でインターンとして働いた経験は後々必ずプラスになります。海外での生活費を稼ぐためにというよりも、将来の自分のキャリアのために、こだわってインターン先を探してみるのが◎。マーケティングや会計、広報など興味のある職種、業界をのぞける良い機会です。インターンからそのまま正社員のポジションをもらい、ビジネスビザをオファーされたというケースも稀にあるので、ワーキングホリデーがもうそろそろ切れるけれど、まだこのまま海外に残りたい!という人は挑戦してみる価値アリです。


一生に一度の貴重なワーホリ体験。英語力を出来る限り伸ばし、キャリアアップにもつなげる為には、効率よく時間とお金を使うことが必須です。誘惑もたくさんある海外ですが、しっかり目的をもって有意義な1年にしましょう。


情報提供元: English Hacker
記事名:「 何となくじゃダメ!英語習得に成功する理想的なワーキングホリデーの過ごし方