皆さんは「チャットBot」なるものをご存知でしょうか。よくあるものだと、こちらがメッセージを送ると、機械がメッセージの内容を読み取って自動的に返信してくれるサービスのことです。


機械の進化もここまで来たかと驚かされますが、そんな今注目のBotを100個も開発した企業があるというのです。その企業はソフトバンクグループのPSソリューションズ。コンタクトを取って話を伺うと役に立つものから使い道に悩むものまで、本当に100個開発していたのです。






































開発したBotの一部Bot詳細
会議室予約Botチャット形式で会議室の予約・確認ができる
はなもげらBotそれっぽいが、全く意味のない和歌をランダムに詠む
カロリーBot食べ物の名前を送るとカロリーを教えてくれる
中2Botメッセージを送ると、中2なコメントがランダムで帰ってくる
自動会話Bot延々と雑談をする
自動会話Bot延々と雑談をする(老人口調)
ルビ振りBot読めない漢字を送信すると、読み方をひらがなで教えてくれる

ですが残念なことに、わざわざ開発したBotをユーザー向けにリリースする予定はないんだとか!そんなBotを大量生産している会社ならと、クレイジーで考えた新しいBotを作ってもらえないかダメ元で頼んでみたところ・・・まさかの快諾!


1か月ほどで完成したBotがこちらの「BotAge(ボットエイジ)」


なんと、顔写真を送ると、プログラムがその人物の顔から年齢を分析して判定してくれるという、まさに22世紀の猫型ロボットがポケットから出してきそうな代物なのです。


 


まずは、社内で実験


完成したばかりの「BotAge」、早速つかってみました!

まずは筆者が様子見で自分の写真を送ってみると・・・。



数秒で判定完了!26歳。実年齢は28歳なので、誤差2歳!これは結構使える!


集合写真からでもOKとのことなので、今度はクレイジー動画チーム。



全員の年齢があらわになりました。どれも誤差は3歳前後で、なかなかやりよる・・・。


ここまで年齢を当てられるとなれば、こちらも本気になるしかありません。クレイジー社内の一般ピーポーでは歯が立ちませんでした。しかし、世の中には年齢を重ねていても美しい人がたくさんいます。そこでタレント事務所から実年齢よりも若く見える方を派遣してもらい、「BotAge」と対決させることにしたのです。


 


「BotAge」VS アラフィフ美人奥様


今回、検証に参加してもらうのは、情報番組や飲料水のCMに出演経験のあるyuriさん。公平性をきすためにナチュラルメイクでの参戦です。



こう見えても2人の子を持つお母さんであり、なんと御年46歳!


パッと見、30代半ばの見た目をしている彼女が「BotAge」を試したらどうなるのでしょう。これまでの判定結果から、実年齢の3歳前後までならBotAgeの勝利、それより若く判定されたらBotAgeの敗北とします。


いざ検証!


さあ、かかってこい!「BotAge」!!


やった!BotAgeに勝った!


あ、でもマズイ・・・。今回作ってもらった「BotAge」はクレイジーがPSソリューションズに依頼をして作ってもらったもの。「作ってくれたからには、バッチリ宣伝して見せますよ!」と大見得を切ってしまっているのです。対決には勝ったけど、会社的にはよろしくない展開。


そう、これは接待勝負。いいカンジに「BotAge」を勝たせてヨイショしないと意味がないんです。


yuriさん、もう一回やってもらえます?



先ほどと同じく39歳、クソ!余計なところが正確だ!その後、何度やっても39歳判定は覆りませんでした・・・。


「そういえば、yuriさん。趣味でヨガやってるって言ってましたよね!?

「ちょっとポーズ取ってもらえませんか?」


yuri「くくっ・・・」


あ、今だ!パシャー!!


判定結果は49歳!「BotAge」の勝利です!


 


このBotサービスをなんとかリリースしたい!


最終的に、無理やり勝たせる運びとなった「BotAge」ですが・・・容姿相応の見た目をしている人には、かなりの精度で年齢を出してくれます。これほどいいものを作れるのなら、どんどんリリースすれば良いと思うのですが、Botの将来性や使い勝手を検証する目的で開発したものであり、冒頭でもお伝えしたように他100個のBotを含めリリース予定はないとのこと。


でも、日の目を見ないなんて、もったいないですよね。今回は実現しませんでしたが、クレイジーが「BotAge」の他に提案したBotがあります。

皆さんは、どのBotを作ってもらいたいですか?画面をタップして投票してください。





大きな反響があったBot案に関しては、再度クレイジーがPSソリューションズに依頼して開発及びリリースを掛け合います。

Botが完成したあかつきには、クレイジーで検証予定します!


※今回使用したBotAgeは撮影条件によって変わる可能性がございます。


協力:PSソリューションズ



情報提供元: CuRAZY