25年ぶりに「東京ラブストーリー」の続編を描いてみませんかと編集部の依頼を受けて、とりあえずコミックを読み返しました。
基本、私は自分の過去の作品を読み返しませんので、ちゃんと読み返したのは実に20数年ぶりでした。新鮮でした。そして4巻(※電子版最終巻)読み終えた瞬間、リカとカンチが私の頭の中で動き、笑い、喋り出していたのです。
あの時代、“リカ”だった女の子(リカのモデルたち)は、驚くほどみんないいお母さんになっているので、それを反映させたストーリーとなりました。本当は、三上と長崎さんの話も描きたかったのですが、ページが足りずに断念。
いつか機会があれば、描いてみたいものです。