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この「金魚酒」という作品を作ったのは、美術作家の深堀隆介さん。
14年間の間、金魚のみを描き続けています。
枡の中にアクリル樹脂を流し込み、そこに筆で金魚の一部を描き、そこにさらにアクリル樹脂を流し込み、金魚を描く。
この作業を延々繰り返します。
アクリル樹脂を流しては、乾くのに2日間も待ちます。
非常に根気のいる、気の遠くなる作業です。
この作業を何度も繰り返し、立体的なリアルな金魚を生み出しているんです。
この金魚酒で、深堀さんは世界的な評価を得ています。
今では深掘さんの作品を模範にする、海外アーティストも少なくありません。
一時は、美術を辞めようとまで考えていた深堀さん。
スランプに落ち込む時に目に入ってきたのが、飼っていた金魚でした。
衝動的に金魚を描いてみると、「これだ!」と思ったそうです。
深堀さんはこの時の出来事を「金魚救い」と呼んでいます。
作品を実際に作っている様子は、こちらでご覧ください。
こちらは作り方について、さらに詳しく説明しています。
https://www.youtube.com/watch?v=-5QukoVgawg
金魚をモチーフにした作品は、他にも色々あります。
こちらは浅草の職人が作った、金魚の飴細工。
記事「これぞ日本の伝統工芸!クオリティが高すぎる「リアルな飴細工」が話題に(画像13枚)」
こちらは台湾のメーカーが作った、泳ぐ金魚のティーバッグ。
記事「【日常に変化を】金魚の形をしたティーバッグがかわいい」
金魚は世界中で愛されているんですね。
出典:"Goldfish Salvation" Riusuke Fukahori 深堀隆介 - YouTube/金魚 絵師・ 深堀隆介×サンシャイ水族館 アートと生き物 の金魚展 「作品が生み出されようとする瞬間」 - YouTube