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2020年「THE W」優勝、その後もR-1グランプリの常連となりイワクラさんとの冠番組も大好評の吉住さん。キャラが濃い人が多い女性芸人において、ある意味どのようにも化けられる彼女のキャラクターは良い意味で異彩を放っています。そんな吉住さん、2024年のR-1グランプリでは準優勝を果たしますが、そのネタがなぜか炎上させられようとしていました……。
吉住さんが最大の目標と話していた、R-1グランプリ。決選投票で先に2票を獲得するも、街裏ぴんくさんが立て続けに3票獲得したことで準優勝に終わりました。それでも先輩を称える吉住さん、感動的なR-1でしたね!
R-1また負けちゃいました。
でも、大好きな先輩たちと戦えたのは嬉しかった。
たくさんの応援ありがとうございました!!ぴんくさん優勝マジでおめでとうございます!! pic.twitter.com/gAPztolR3q
— 吉住(よしずみ) (@YOSHIZUMI_2015) March 9, 2024
今までR-1(特にぐらんぷり時代)は、あまりに微妙な芸人さんも多く出ていたような気がするのですが、2024はまさにピン芸人ナンバーワン決定戦にふさわしい大会だったように感じます。おめでとう!苦節20年の街裏ぴんくさん!そして個人的に推してたルシファー吉岡さんはまた来年頑張って!!
一部界隈から批判されている吉住さんのネタ、端的に言うと「霞が関でデモやってるヤツのヤバさ」を全面に押し出した大爆笑ネタだったのですが、心当たりのある人に刺さってしまったようで……このネタで笑えなくなったらヤバいですね。
吉住さんご本人は「ポップなネタ」「フジテレビらしいお笑いが出来た」とご満悦だったのですが……筆者は腹抱えて笑いました!このネタを見た人たちの多くは……
・吉住さんのネタで笑いにされてるのはデモ活動家ではなくてデモ活動の雰囲気そのままに婚約者の実家に行くヤバい人でしょ?
・吉住のネタでダメージを受けた人は、自分達の行動が過剰に暴力的になってないか省みた方が良いんやないかな
・アレにキレてる時点でそういう人たちなんだよなあ。家族巻き込んでる陰謀論者と一緒じゃん
・どこの洞口朋子か菱山南帆子よってくらい面白い観察眼凄いな。ネタに無駄がないし良く出来てるわ
筆者が「これだ!」と思えるポストがありましたので、ご紹介しておきます。
THE MANZAIでウーマンラッシュアワーがやったネタを「過激」だと絶賛してた連中が吉住の笑いに引きつってる。痛快。村本の笑いってポピュリズムでしかない。集団リンチ的な、いちばん低俗な「協調の笑い」。吉住は演じてる女性をまったく否定してない。体制に抗う姿勢こと笑いのパワーじゃなかったの?
— Yuji TANAKA (@ugtk) March 9, 2024
最近存在感を増している村西とおる監督も大絶賛!圧倒的な独創性とパワー、それを脱力感のある雰囲気で演じるから最高に面白いわけです。
昨晩のR-1グランプリ、優勝は逸したが私的には吉住が抜群に良かった。言葉選びのセンスとお笑いのシチュエーション「まさに皆の行く野原には、もうイチゴはない」の独自の世界。吉住だけのお笑いワールド。知的でチャーミングでクスッと笑わせて、最後は成る程と唸らせるオチ。タダモンじゃない。
— 村西とおる (@Muranishi_Toru) March 10, 2024
ちなみにTVerでは3月16日まで無料視聴が可能ですので、話題のネタを見てみたい方はぜひ!
いつからこんなにつまらない世の中になってしまったんだろう……自分たちが人を傷つけるのは良いけれど、それを笑いで返されると顔を真っ赤にして「残念だ」とか「テレビ消した」とか。筆者はこれからも吉住さんを応援します!なによりネタが最高に面白いですから。
【吉住(よしずみ)】
1989年生まれ 出身地:福岡県北九州市 血液型:O型
趣味:テニス・他人の子供の成長を見守る
特技:球技・単純作業に耐える・映画開始10分で物語のラストを想像して泣く
2018年THE Wで初の決勝進出を果たすと、2020年に優勝し一気に知名度を上げた。2021年にR-1グランプリの決勝に進出、2024年にはあと一歩のところで優勝を逃した。コントはもちろん、小説、脚本などマルチに才能を発揮している。
source:人力舎「吉住プロフィール」