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関東と北海道エリアを中心に、183店舗(2023年12月現在)を全国展開するラーメンチェーン店、山岡家。ガツンときてくせになるその味は、やみつきになると評判の人気店です。その山岡家、最近「ちいかわ」でカニちゃん(古本屋さん)がモモンガを連れて行った店舗「山」のモデルになったと思われ、一気に知名度アップ!「郎」人気に一役かった感のあるちいかわが、また新たなブームを巻き起こしそうです。
ちいかわの世界でラーメン屋といえば、スーパーアルバイターの資格を取ったシーサーちゃんが助手として働く「郎」というのが一般常識。しかし、あの世界にはもう一つ「山」という「家系ラーメン」のお店があったのです!カニちゃんはコッチ派なのね。
pic.twitter.com/F2D0YnRGsL — ちいかわ
アニメ火金 (@ngnchiikawa) December 21, 2023
どうやら普段は「甘いものが食べたいんだよォー!」ということが多いモモンガも、家系ラーメンの美味しさに目覚めちゃったようですね。カニちゃんの「硬め濃いめ多め」は、筆者と全く同じオーダーで、なんか嬉しいです♪
実は山岡家さん、東京都内には今から約20年前の2004年2月に「瑞穂店(東京都西多摩郡瑞穂町」がオープンして以来、他に1店舗もないんですよ。千葉県松戸市や柏市、埼玉県さいたま市や越谷市には店舗があるので、都心にあってもおかしくはないと思うんですけれどね。(ちなみに神奈川県には3店舗、横浜や川崎にはありません)
筆者が東京の中野区に住んでいた頃、茨城では既に知られた存在だった「山岡家」の店舗が都心にないことで、本部に問い合わせたことがあります。その際にいただいた回答は……
「基本的に幹線道路沿いに店舗を作っている」
「駐車場の確保が出来ない場所では営業が難しい」
「激戦区なので今のところは出店を考えていない」
といった答えでした。2000年代は「大勝軒」「青葉」「なんでんかんでん」など、都内でのラーメンブームに拍車がかかっていたこともあり、無理に進出する必要がないという判断でしょう。現在の山岡家の人気を考えると、その判断は「吉」と出ており、これからもしばらくは都心に店舗は作らないと推測できます。
寒い冬に食べたいラーメン、山岡家。多くの店舗で24時間営業を続けてくれていることもあり、深夜にフラッと食べに行くことも多い店舗なんですよね。新宿とか渋谷あたりに出来てくれたらな……とは思いますが、そこで無理をしないのが「山岡家」が成長を続ける理由なのかもしれません。
source:ガツンと来て、くせになる。「ラーメン山岡家」