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元TBS記者の山口敬之氏が伊藤詩織さんに、合意がないまま性行為をしたことで準強姦行為の容疑で逮捕状が発行されました。しかし、逮捕状の取り下げがあったことでネット上では山口敬之氏は上級国民だったため逮捕されなかったのではないかという憶測まで流れたのです。さらに、海外メディアからの質問にも「上級国民」という単語が発せられ世間がざわつく事態となったのです。
山口敬之さんが会見、「官邸の働きかけがあったか?」
「逮捕状が出たのに執行されず、起訴もされなかったのは「上級国民」(日本語で)だからではないのですか?総理大臣の力を借りたんじゃないですか?」
海外の記者はド直球!
(メール先の北村さんは別人?嘘だろ
) https://t.co/aitTOB68ml — 但馬問屋 (@wanpakuten) December 19, 2019
逮捕状が出たのに執行されず、起訴もされなかったのは、「上級国民」(日本語で質問)だからではないのですか?記者としての意見を聞かせてください。総理大臣の力を借りたんじゃないですか?
引用 https://www.huffingtonpost.jp/entry/noriyuki-yamaguchi-pressconference_jp_5dfb0fb9e4b0eb2264d41e9d
山口敬之氏は総理に近しい人物だったため、逮捕状取り下げの働きかけを行ったのではないか。
また、自ら働きかけをしなくても高輪署が忖度して逮捕状を取り下げたのではないかという憶測がネット上で見られます。
“山口敬之氏が会見(外国特派員協会)”
デイリービースト
「あなたが『上級国民扱い』されたと、皆が関心を寄せている」山口氏
「私はこの逮捕状に関して、誰にも助けを求めていません」Q.「友人である安倍総理とこの件について話すこともなかった?」
また一つ、世界に知られた“お友達案件”! pic.twitter.com/ihiR8yTo05
— 但馬問屋 (@wanpakuten) December 19, 2019
何故
山口敬之が逮捕直前で逃がされたか。安倍と懇意だったから。
中村格、北村滋のコンビが動いた。
この邪悪コンビは
池袋の事故の飯塚幸三も逮捕していない。
上級国民を逃がすコンビである。
— lisa (@lilycornneo) December 19, 2019
報ステで海外メディア向けの山口敬之と伊藤詩織さんの会見がそれぞれ流れて見たけど、海外メディアの山口敬之への質問が’逮捕状が取り下げられたことが”上級国民扱い”と言われているがなぜ取り下げられたのか’等、どれも日本メディアが指摘しない点ばかりですごく核心を得てた。日本とは全然視点が違う
— Maru (@marumo88) December 19, 2019
日本のジャーナリストがしないであろう直球の質問に、日本のメディアもこうあるべきだという意見も。
逮捕状取り下げまでの経緯として、Business Journalでは次のように説明しています。
・2015年4月3~4日 当時TBSの政治部記者でワシントン支局長だった山口氏は一時帰国中に伊藤さんと東京都内で会食。同日深夜から4日早朝にかけて準強姦行為をした疑いが生じた
・9日 伊藤氏が原宿署に被害を相談
・30日 高輪署が準強姦容疑で告訴状を受理
・16年6月8日 東京地裁が逮捕状を発行するも、高輪署は山口氏を逮捕しなかった
引用 https://biz-journal.jp/2019/12/post_133628.html
元TBS記者・山口敬之さんの会見には被害者である伊藤詩織さんも姿をみせましたが、気丈な態度がメディアでも放送されました。
2019年は「上級国民」という言葉が定着した年になったと感じますが、国民の中に上の人間、下の人間という格差が如実に表れてしまった1年ではないでしょうか。