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人間は誰もが人の役に立ちたい、そう考えるはずです。人の役に立つことで自分の存在意義や役割を再確認し、モチベーションがアップするわけで、それにハマってしまう方々もいるようです。そんな中、体の一部を提供するドナーになるという選択肢は色々あるわけですが、こちらのドナーはなんとあの不要とされている「うんち」です。
ドナーと言えば、骨髄やら血液など様々なものを思い浮かべるのかと思いますが、こちらのドナーはちょっと特殊でなんと「うんち」であります。
正式名称「糞便移植(FMT)」と呼ばれるもので、健康なドナーから採取された良い細菌を含む糞便が患者に移植され、正常な状態に戻すというものです。
そんな怪しい治療法があるのか、と思うのかもしれませんが、ジョンズ・ホプキンス大学医学部によりますと、この治療法は「便微生物移植」・「腸内細菌療法」などと呼ばれるれっきとした治療です。
アリゾナ大学の研究では、小児の自閉症症状の軽減につながると発表され、衝撃が走っております。
しかし、専門家によりますとそんな「糞便移植」ですが、どうやらドナーが不足しうんちが不足。つまりうんち貯蓄がなくなってきているという深刻な問題が起きている模様です。
それだけ人気が高まっている証拠でもあるわけですが、アメリカ食品医薬品局(FDA)は6月13日、糞便移植に関して注意を促す警告を発表。そのうちの一人が死亡するというケースも。
ツイートで「うんちなう」とつぶやくというのが一時期トレンドになりましたが
いずれにせよ新しい技術にはまだ不安はつきものです。将来、この移植が一般的になり病気の改善につながれば、よりうんちを寄贈する人も増えるでしょう。
掲載元
https://www.thesun.co.uk/news/9327609/poo-donors-faecal-transplants-donation-banks/?utm_campaign=sunmainfacebook190619&utm_medium=Social&utm_source=Facebook#Echobox=1560971812