最近では、誰もが発信者となり、第一報をマスコミより早く発見し拡散させるというのが一般的になってきております。が、ゆえに、誰もがフェイクニュースを用意に流すことが出来てしまうという問題をはらんでおります。しかもそれがフェイクニュースであるとわからず拡散させるのでよりタチが悪いのですが、この対応でついにそれに終止符が打たれるかもしれません。


デマを判断するのは難しい現状



さて、フェイクニュースに対し最も効果的なものは、嘘の情報を「嘘である」と判断する何か基準があればよいのですが、残念ながら現実世界はそんな「嘘」「本当」を明確に判断することは難しいわけです。


たとえば、スイカはフルーツである。


という内容に関し「フルーツ」が正解なのか、それとも「野菜」が正解なのか。野菜と言ったらそれはデマになるのか。その辺の明確な基準が難しいものも多いわけです。


したがってそれを安易に仕分けてしまうのは難しく至難の業。ということで今回登場した方法が割と効果的かもしれません。


読まずにシェアすると警告




Twitterは、誤った情報の拡散を防ぐため、記事を読まずにシェアする場合「記事を読んでいないぞ」と警告をするテストを行うという。


これは昨今のコロナウイルスのデマ拡散の問題をうけての対処で、「インフォデミック」を事前に防ぐため取り急ぎAndoroidに対して行うのだということです。


ただし全員ではなく特定のユーザーのみのテストで、この結果をうけ、全員に機能実装されるかどうか判断がされるはずではあります。


また、現在と同様Twitter社が直接ファクトチェックをしたり、ツイートに対して「嘘である」と警告したりすることはなく、あくまで個人にちゃんと記事を読んだかどうか確認するというレベルのようです。


ちなみに、このリンク先の対象サイトは、ニュースサイトやキュレーションメディアなど、嘘の情報が拡散しやすいサイトが対象になるということです。


今年はコロナの影響で様々なデマが拡散しましたが


今後この機能が標準化されれば、しっかり記事を吟味した上で拡散させるかどうか踏みとどまることができるわけですが、嘘か本当かわからないものを闇雲に拡散させたい人に、有効かどうかは未知数ではあります。


Source:DailyMail

情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 Twitter、記事を読まずにRT拡散させるユーザーに警告、最強のファクトチェック体制へ