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英国貴族なんて言葉があるように、英国といえばなんとなく「エレガント」で、紳士的。そんなイメージがあります。家はイングリッシュガーデンの大きな庭に屋敷、これは誰もが憧れる生活です。しかし、最近では必ずしもそういうわけにはいかないようで、夏から秋にかけて、とんでもない問題が待ち構えているということです。いったいどのような問題があるのでしょうか。
英国では、毎年秋になるとハーレークイン(ナミテントウ)の群れが大量に押しよせると言います。それは日本の「セミ」の比ではないようで、とにかく数が多く見た目も美しくない。
しかもこのてんとう虫の問題点は、ただ単純に増殖するだけでなく、感染症を媒介するという何とも恐ろしい問題をはらんでおります。
さらに、てんとう虫同士が共食いをすることでその感染が拡大、そして感染したてんとう虫が民家に侵入するという、悪夢のような状況。
その様子はTwitterなどでも確認できます。
以下、てんとう虫の様子です(閲覧注意レベルですのでご注意ください)。
STD-ridden cannibal ladybirds invading Brit homes as expert says 'leave them be' https://t.co/esclY4XTlV
— Elizabeth Hatton (@ElizabethHatt12) September 3, 2022
Giant swarms of 'cannibalistic' Harlequin ladybirds riddled with an STI are invading British homes https://t.co/qlgfcWd1AN pic.twitter.com/poV17BZ8xt
— FirstPressNG (@firstpressNg) October 11, 2018
日本では単体で、草むらにいる程度ですが、このレベルとなるともはや「かわいい」というレベルではないですね。
さいわい、感染症は人間に感染することもないようなので、心配する必要性はないのですが、家に入ってくるという時点でやめていただきたいものですね。
また別の問題として、「外来種」と「在来種」が混在しており、単純に駆除してしまうと「在来種」まで殺してしまう恐れがあります。
ご存知の通り、てんとう虫は「アブラムシ」などを駆除してくれるメリットもあるので、一斉駆除というわけにはいかない模様。
日本でも同じように「池の水全部抜くなどの番組」では「在来種」「外来種」の問題が度々取り沙汰されます。英国でも同じような問題があり、水を抜かなくても普通に押し寄せてくるというのは厄介な問題ですね。
Source:デイリー・スター