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テニスの4大大会・全豪オープンを制した大坂なおみ選手、男女を通じてアジア初となる1位に輝いた新女王としてメディアで大注目を浴びています。
しかし、この「アジア初の世界ランキング1位」という表記ですが、実は大坂なおみ選手よりも先にアジア初の世界ランキング1位、いや、日本人初の世界ランキング1位の選手がいるのをご存じでしょうか。
ITF車いす男子シングルスで、世界ランキング1位となっている国枝慎吾選手。
参考 https://www.thetennisdaily.jp/ranking/itf/wheelchair-men-singles/
大坂なおみ選手が先日世界ランキング1位を獲得するよりも前に世界ランキング1位を獲得しているのです。
国枝慎吾選手の存在を差し置いて大坂なおみ選手の「アジア初の世界ランキング1位」という表現は如何なものかと感じてしまいます。
大坂なおみがグランドスラム連覇と聞いて、国枝慎吾の成績を見てみたらとんでもなかったw pic.twitter.com/BY8PEy5T1n
— Sports Freak Japan (@freak_japan) January 26, 2019
頼むから…国枝慎吾、上地結衣、両選手を忘れないでくれ。男女共に日本人の世界ランク1位がいる。
大坂選手の優勝は嬉しいし素晴らしいが、彼らの功績も凄いんだ。大坂なおみ、全豪優勝 全米に続き2大会連続Vでアジア勢初の世界ランク1位 : スポーツ報知 https://t.co/xSw2pNJ8RL
— ぬぉっ! (@Dakara_Dousita) January 26, 2019
やたらと「日本人初」みたいに言われとるけど
国枝慎吾様はどうなるんだ— リックニキ (@rickniki_44) January 26, 2019
まだ大坂なおみ選手、錦織圭選手が活躍する前、日本の記者がテニス界で絶対的な強さを誇っていたロジャー・フェデラー選手に「なぜ日本のテニス界からは世界的な選手が出ないのか」と質問すると「何を言うんだ君は?日本にはクニエダがいるじゃないか」と発言した逸話はあまりにも有名です。
参考 https://www.asahi.com/articles/ASJ7N2SMJJ7NUTQP003.html
日本はまだまだ障害者に対して後進国だと言わざるを得ない事がスポーツを通じても証明されてしまったわけですが、2020年の東京オリンピックに向けてパラ選手にも注目がもっと集まるようにしたいですね。