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『「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日』という現代短歌で一躍大ブームを起こした歌人の俵万智(たわらまち)さん。俵万智さんの処女歌集『サラダ記念日』は、当時を生きる人々の琴線に触れ大ブームを起こしました。しかし、彼女の代表作であるサラダ記念日の短歌の裏に隠された真実が衝撃的と話題になっているのです。

七月六日はサラダ記念日

1986年、作品『八月の朝』で第32回角川短歌賞を受賞した歌人の俵万智さん。1987年には処女歌集『サラダ記念日』を出版す、その新しい感覚の現代作品が話題を呼び、260万部を超えるベストセラーとなりました。

『「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日』は、一定の世代以上の方は懐かしく、また一部の教科書にも掲載されていると言われていることから、若者には新しいという感覚の短歌ではないでしょうか。

当時人々が俵万智さんの斬新で新鮮な短歌に共感しましたが、サラダ記念日が作られた裏話が話題となっているのです。

サラダ記念日、本当はサラダではなく鶏のから揚げだった!

『「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日』という短歌を見て、彼氏にサラダを褒められて嬉しくて、何でもない日だけれどサラダを褒められた七月六日を記念日にしちゃいました。という彼女の気持ちが読みとれ、恋する女性のきゅんとした気持ちに共感た方も多かったと思います。

しかし、実はサラダを褒められたからではなく鶏のから揚げを褒められたことがきっかけで詠まれた短歌だったというのです。

〈「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日〉の一句。
実は、俵万智さんご本人が、のちにTwitterで、サラダではなく「鶏の唐揚げ」だったと裏話を公開。

source:tenki.jp

サラダではなく鶏のから揚げだったことに驚いてしまいますが、実はサラダ記念日の日付も七月六日ではなかったというのです。

「日付けも別に七月でもなければ六日でもなくって。もうちょっと早い季節だった気がするな」

source:デイリー

サラダ記念日がサラダではなく鶏のから揚げで日付も違うことが話題となっていますが、爽やかなな感覚に仕上げた現代短歌を作り上げてしまう俵万智さんの感性は素晴らしいものがありますね。

また、かつて俵万智さんが審査員を務めた流行語大賞が炎上したことも話題となりました。

俵万智プロフィール

1962年、大阪府門真市生まれ
1981年、早稲田大学第一文学部日本文学科入学
1986年、作品『八月の朝』で第32回角川短歌賞受賞
1988年、『サラダ記念日』で第32回現代歌人協会賞受賞

source:俵万智のチョコレートBOX

情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 俵万智(58)サラダ記念日の真実に衝撃が走る事態に