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数式「30-(8+2×7)÷2+6=」の中には、-、+、×、÷という4つの記号が含まれています。このように、足し算、引き算、掛け算、割り算の混ざっている計算のことを四則計算といいます。この数式に使われている数字は、30を除くとすべて1ケタの数字なので答えは簡単に出せそうな気がします。しかし、簡単に見えるこの数式、意外とケアレスミスをしやすいのです。
四則計算のルールを覚えていますか。このルールは小学校で学習しました。確かに学習はしたのですが、四則計算をする機会が減ってくるとそのルールも少しずつ忘れてしまうことがあります。普段の生活で数字を扱うことが多ければ忘れることもないのでしょうが、そうでなければ計算の仕方なんて特に気にも留めなくなってしまうかもしれません。
四則計算のルールを覚えている人も忘れてしまった人も、数式「30-(8+2×7)÷2+6=」を計算してみませんか。
四則計算で大切なことは、数式のどこの部分から計算するかということです。計算の順序について簡単にまとめてみました。数式によっては説明不足になるかもしれませんが、今回の数式は以下のことを確認できれば正しい答えを出すことができます。では、計算を始めましょう。
数式にかっこがついている時には、最初にかっこの中を計算します。
かっこの中は、「8+2×7」です。掛け算、割り算がある時には、掛け算、割り算から計算します。
かっこの中の「2×7」から計算すると、もとの数式は「30-(8+14)÷2+6」となります。
「8+14」を計算すると、「30-22÷2+6」となります。この数式には、-、+、÷の記号が残っています。次に計算する場所はどこでしょう。
割り算を計算してしまいます。「22÷2」を計算すると「11」になります。あとは、「30-11+6」を計算すると答えが出ます。
答えは、「25」になります。
今回の問題は計算が得意な方には簡単すぎたかも知れません。四則計算は忘れてしまっていたなぁという方は、思い出していただけたでしょうか。簡単に見えても、難しく見えても、計算問題を見せられるとついつい計算してみたくなりませんか。
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