日本ではあまりなじみのなかった「サブマリンサンドイッチ」をメジャーな存在にしたアメリカ生まれのファストフード店「SUBWAY(サブウェイ)」が今年も1月29日から2月3日まで「恵方サブ」を発売しているということで、どのくらい「恵方感」があるのか購入して調べてみることにしました。


「恵方サブ」は店舗限定で2月3日まで発売中!




店舗限定で販売されている「恵方サブ」、中身は「BLT」「たまご」「ローストチキン」から選べて620円(税抜)とうことで、通常のフットロングサイズよりも30円~50円お得になっているようです。販売は一部店舗を除くということですので、購入の際は店舗に確認してからの方がよさそうですね。


ちなみにSUBWAYの店員さんから聞いた話では、「恵方サブ」とは「恵方サブマリンサンドイッチ」の略だそうです。(サブマリンサンドイッチ=パンを潜水艦に見立てた細長いサンドイッチ)


参考:https://www.subway.co.jp/press/year2020/news2469/


「恵方サブ」を求めて・・・


実は筆者の家から一番近いSUBWAYまで約90㎞あるのです。実は先日まで30㎞圏内に2店舗存在していたのですが、残念ながら2店舗とも昨年惜しまれつつ閉店となりました。(余談ですが最寄りのバーガーキングも90㎞以上離れています)


というわけで、最寄りのSUBWAYが入っている東武デパートまでやってきました!



久しぶりのSUBWAYにテンションが上がりまくっていたのですが、どこを探しても「恵方サブ」の表記がありません。



とりあえず店員さんに確認することにします。


ーー すみませ~ん!恵方サブってこちらで買えますか?


店員さん え?あぁ・・・ウチじゃやってないんですよ。


ーー そ、そうですか・・・


どうやら販売していない店舗に行ってしまいました。というわけで、そそくさと店舗を後にして更に45㎞離れているお店まで車を走らせることにします。


辺りはすっかり真っ暗になっていましたが、次の店舗に無事到着。



あった!こちらの店舗には「恵方サブ」がありました!



ようやく見つけた「恵方サブ」、BLTにセサミパンズとチリソースを選んで持ち帰ることにしました。家までの距離は120㎞・・・がんばろう。


「恵方サブ」の「恵方感」はどこに?


今年の「恵方」は「西南西」なのですが購入店舗の店員さんによると「恵方が書いてある紙」を切らしてしまっているとのこと。その場では正直なんのことかわからなかったのですが「恵方サブ」を食べた方のツイートによると、どうやら本当に「恵方(西南西)が書いてある紙」のようです。




「恵方が書いてある紙」がないのは残念ですが、気を取り直して袋から取り出してみます。いやぁ、それにしても大きい!包みの外から長さを測ってみたのですが、公称通り約30㎝ありました。



包みを開けると迫力満点のBLTサンドが!フットロングサイズ(約30㎝=レギュラーの2倍)はダテじゃない!



中を見てみると新鮮なレタスに瑞々しいスライストマト、たっぷりの粉チーズにチリソース!そして大迫力のベーコンが乗っていて本当に美味しそう・・・無料トッピングのオリーブとピクルスを入れておけばよかったかな。



恵方巻のようにかぶりついてみると、新鮮レタスとトマトのジューシーさにチーズの濃厚さとチリソースのピリ辛!そして最後にベーコンの香ばしさが口の中を駆け抜けていきました。セサミパンズのもっちり感も含めてパーフェクトです!!


見てください、この切り口!



ここまで書いて気づいたのですが「恵方が書いてある紙」がないことも含めて「恵方感」はゼロです、皆無です。無理やりひねり出しても、恵方巻との共通点は「長い」ということくらいしかありません。


更には今まで食べていた「BLTサンド」との違いも全くありませんでした。つまり「恵方サブ」とはこのように結論づけられました。


フットロングサイズの一部商品30円~50円引き


在庫があれば「恵方が書いてある紙」付


正直「恵方感」は全くありませんでしたが、久しぶりに食べたSUBWAYのサンドイッチはむちゃくちゃ美味しいということはわかりました。フットロングサイズが長いということだけで「恵方サブ」と名付ける勇気と美味しさを称えたい気分です。


「恵方サブ」のパン抜きというツッコミどころの多すぎるオーダーも可能のようですが、それはもう「恵方巻」の代わりというよりもただのサラダですよね。


画像掲載元:SS.ナオキ

情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 恵方巻ならぬSUBWAY恵方サブのどの辺に恵方感があるのか実際に買って調べてみた