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ハラスメントと同じように「老害」という言葉も、いつの間にか普通に使われるようになりました。老害とは「硬直した考え方の高齢者が影響力を持ち続け、組織の活力が失われること」なのですが、最近では40代~50代の「老害」を「ソフト老害」とも呼ぶようですが……。
2024年3月で放送作家引退を明言している、鈴木おさむさん。彼の著書では、40代~50代だけでなく30代でも「老害」行動があるとしています。それらを指して「ソフト老害」と名付け、自身を正す意味でも使われているそうです。
30代でも“ソフト老害”の加害者に 放送作家・鈴木おさむ氏提唱で話題 「MJS」で表される行動パターンに注意 #FNNプライムオンライン #イット https://t.co/wFqhqWTYv5
— FNNプライムオンライン (@FNN_News) February 19, 2024
ソフト老害のパターンとして「MJS」M・昔話、J・自慢話、S・説教があげられるということですが、心当たりのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。かくいう筆者も、思い当たるフシがありまくりです!
俺の時代はこうだった!お前の年齢のときにはこんなことが出来た!もう何年も経つのにそんなことも出来ないのか!なんて、思わず口に出してしまいがち……だったような気がします。
今までは60代以降の一部の頑固者を「老害」と呼ぶことが多かったようですが、ソフト老害となるとかなり若い世代でも老害となりえるようです。
・ソフト老害ねぇ……それじゃあ礼儀も言葉使いもなっていない若者は全員クソガキ呼びで良いか?
・ソフト老害?別にいいよ。自由を履き違えてテメー基準で好きな事しかやらない、嫌いなことは難癖つけて悪者にして排除したらいい、そんな思考の輩に媚びていたくもない
・何でメディアっておじさん達を馬鹿にする様な若い人寄りばかりの報道の仕方ばっかりするんやろ?
・若さ至上主義か「若くないのは全部害悪」みたいな方向性もうやめたらいい
・言ってる事はわかるけど、老害という言葉で片付けるとまた○○ハラとかになって色んな意見が言いにくくなる気がする…
おそらく鈴木おさむさんは自虐的な意味で使っていると思うのですが、メディアはどうも「年配者」を貶めるというか「若者」に媚びを売る感じで広めている雰囲気なんですよね。そのあたりはなんとなく鈴木おさむさんの「ワード」に乗っかっただけ、というのが見え隠れするような気がしてなりません。
そんな中、筆者がいちばん好きだった「ソフト老害」の例文ともいえそうなポストがこちら……マツモトクラブさんに流れ弾が当たってしまいましたが、確かに元おニャン子クラブかどうかをクイズにされても……。
今日トークライブで酔っ払ったマツモトクラブさんに「僕が今から言う人は元おニャン子クラブでしょうかそうじゃないでしょ〜かクイズ」出されて10分くらい答えさせられた。
夕方のニュースでやってた"ソフト老害"が頭の片隅にずっと浮いてた。— トンツカタン 櫻田 (@tontsuka_tasuku) February 16, 2024
ちなみに筆者、内海和子さん・工藤静香さん・河合その子さん、布川智子さんが好きでした!という話も、ソフト老害なのかもしれませんね。
【鈴木 おさむ(すずき おさむ)】
生年月日:1972年4月25日
出身地:千葉県千倉町
高校時代に放送作家を志し、19歳で放送作家デビュー。バラエティーを中心に多くのヒット番組の構成を担当。映画・ドラマの脚本や舞台の作演出、小説の執筆等さまざまなジャンルで活躍。
2002年10月には、交際期間0日で森三中 大島美幸さんと結婚。馴れ初めを描いた著書「ブスの瞳に恋してる」は、稲垣吾郎さんと村上知子さん主演でドラマ化、主題歌を歌った倖田來未さんの後押しもあり最高視聴率19.9%を記録。社会現象となり「ブス恋ブーム」を巻き起こした。
source:スマイルカンパニー