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昨年くらいから「出る」と言われ続けていたにも関わらず、一向に発表される気配のなかった新型Nintendo Switch。先日オンラインで開催された世界最大級のゲームイベント「E3」でも何の発表もなく、しばらく新型はお預けかと思って矢先・・・不意打ちで新型Switchが発表されたのです!ただ、その内容を見た一部のファンからは「メリットがない」と話題になっています。

新型「Nintendo Switch」10月8日発売!

まさに寝耳に水。任天堂が突如発表した「Nintendo Switch(以下:Switch)」のニューモデル!発売は3ヶ月後の10月8日、最大の変更点は液晶が有機ELになり、画面が大きくなっていること。現在コンシューマゲーム機の覇権争いで圧倒的優位になっているSwitch、ここへ来て更なるテコ入れをすることに。

新型Switch、変更点は・・・?

商品名に「有機ELモデル」と入ったことから、メインの変更点は本体のモニターだと思われます。本体モニターは「額縁」を薄くすることで画面のサイズアップを図っており、旧モデルのドックも相互利用出来るということからも本体やドックのサイズ変更はなさそうです。

・液晶が有機ELにパワーアップ
・モニターが6.2インチ→7インチにサイズアップ
・ドックに有線LANポートの搭載
・スピーカーの音質向上
・スタンドの改良
・本体容量が32GB→64GBへ倍増
・ジョイコン、ドックに新色のホワイト追加
・本体性能の違いは特になし
・税込32,978→37980円(5,002円差)

周辺機器も現行Switchで使っていたものはほぼ利用可能、使えないのは画面保護ガラスやシートくらいだと考えられます。

参考:任天堂ホームページ「Nintendo Switch有機ELモデル」

TVモード民にはほとんどメリットなし!

本体モニターの改善や本体スピーカー、スタンドの改良という変更点を鑑みると、TVモードで遊んでいる場合は買い替えのメリットはほとんど無いものと思われます。本体内蔵容量が32GB増えるくらいがメリットになりそうですが、それもSDカードの容量を増やすことで改善可能な箇所なので・・・価格差の5,002円をどう見るかですね。

実際にネット上でもそのような声が多く聞かれます。

前回の改良はバッテリーの大容量化及び省エネ化でした。確かにTVモード中心に使用されている場合、あまり魅力的なモデルではありませんよね。

ただし無線LANが不安定だったり低速に感じている方であれば、新型ドックの有線LAN端子が欲しくなると思われます。今までの任天堂の販売方法を見る限り、ドックだけ別売する可能性も高そうです。

また、TVモードかどうかは関係なく、処理性能がアップした「Switch Pro」を期待していた方からは「肩透かしを食らった」との声も。実は筆者も同感で、処理速度が上がった「New Nintendo 3DS」の時のようなパワーアップを期待していたので、今回の発表は少々残念でした。

唐突に発表された新型NintendoSwitch(有機ELモデル)ですが、まだ購入されていない方にはかなり魅力的なモデルでしょう。しかし、既にSwitchを所有している人、特にTVモード中心で運用している方には少々二の足を踏む改善点が多いように感じます。筆者はしばらく見送り!もしかしたら、SwitchProが出る前に次世代機が出てしまうかも。

一ヶ月ほど前、ネット上に新型Switch Proがリークされていましたが・・・あまりに違いすぎて、逆にスゴいと思ってしまうレベルでした。あまりリークはあてにならないですね。

画像掲載元:SS.ナオキ

情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 新型Nintendo Switchいきなり発表、TVモード民にはほとんどメリットがないと話題に