本日早朝、大変ショッキングなニュースが飛び込んできました。お笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」のメンバー上島竜兵さんがなくなったということです。今回は一部メディアにより「事故」や「病気」ではなく自ら命を絶ったということが明らかとなっております。昨今の「報道のあり方」や傾向により死因に関しては報道を控えるべきとの風潮が高まっておりますがなぜ報道されてしまったのでしょうか。

自宅での死亡を伝えるニュース

本日朝、ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんが自宅で亡くなっていたことが、メディア各社により一斉に報道されました。そして死因に関しても明確に報道されているという状況。

最近では自殺に関する報道を控えるようなガイドラインが徹底されておりました。にもかかわらず、速報で明確に死因を伝えたことで、ネットではマスコミへの批判が高まっております。

さらに、今回の報道が加熱し「上島竜兵」さんの自宅から生中継されるという事態が起きているようです。

自宅から生中継

直接の死因をつたえるだけでなく、自宅から生中継を行うマスコミ。そして多くの報道陣が集まり取材が殺到しているようです。

ネットでは「自宅前から中継は不要では??」「毎度のことだけど自宅前からの中継は要るか?」「どうしてこのタイミングで上島竜兵さんの自宅前から中継する必要があるんだろうか。」

など批判が殺到しております。

尾木ママの発言にネット共感

またネットでは、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」に出演した、教育評論家の「尾木直樹氏」の発言に共感が集まっているようです。

「尾木ママ」いわく

「わが国でも報道の時の基準がありますけれども、そこのところ、今の時期、ゴールデンウイーク明けだから僕はすごい心配してて、連鎖を防ぐってところで、すごく気を遣いたいなと思っています」

参照:スポニチアネックス

と発言。ネットでは「尾木ママがいなければ、自宅前から中継し続けてたのか…」「報道ガイドラインに触れる尾木ママ助かるわ」「朝のTVで尾木ママが、連鎖を防ぐことが大事と言ってるね。」と共感と安堵の声が寄せられております。

上島竜兵さんの訃報は、なぜここまで報道が加熱しているのか。ガイドラインとは一体何だったのか。本件は今後の報道のあり方に、一石を投じる問題となりそうです。

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情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 上島竜兵さん訃報を伝えるマスコミ「尾木ママ」の意見がネット中で共感