台風の際にガラスが破損するのを防ぐために、米の字に窓ガラスを補強しましょうという情報が、ネットやテレビなどでも話題となっており、早速それを実践する方々が増えております。窓ガラスにテープをして補強するというのはかなり理にかなっているようにも感じますが、実はこれデマではないかという声もあります。


ガラスに養生テープはデマ?




問題となっているのは、テレビなどで「米の字テーピング」などをすることでガラスの飛散対策になるということです。昨今、このような情報はネットで拡散し、当サイトでも紹介してきましたが、一部ユーザーの中ではこの意見に物申すものも。具体的には以下のような問題があるようです。


・ガラス破損には使えない

・雨戸を使うべき

・保護フィルムを貼るべき


などなどです。ネットではこの手法が「デマ」ではないかという声も広がっており、一体どの情報が正しいのかわからない状況になぅっております。








そもそも養生テープを貼る意味は


そもそも、ネットで拡散している養生テープで補強する意味というのは「窓ガラス破損を防ぐ」という意味合いではなく、あくまで飛散防止対策であり、窓ガラスが割れないわけではないようです。


確かにテーピングで補強するだけでガラスを守ることは難しいのかもしれません。とはいえ、何もしないよりは何か対策をするとすれば・・・というニュアンスでせめてもの施策として紹介されているものです。


下記ガラス屋のツイートでは確かに効果はあるとの証言があります。




まとめると、窓ガラスに養生テープでテーピングはデマというよりは、捉え方によって違う解釈になるということになります。具体的に言えば


窓ガラスに養生テープは・・・


窓ガラスの破損を防ぐ効果がある → 完全には防げない

窓ガラスの飛散を緩和する効果がある → 効果はある


ということになります。


今回は過去最大級の台風で、様々な対策もネットに掲載されております。


いずれにせよ災害発生時には更なるトラブルや非常に重大なデマが拡散する恐れがあるので、正しい情報は仕入れたいものです。


画像掲載元:いらすとや

情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 台風に備え窓ガラスに米の字テーピング実はデマではないかと話題に