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難読漢字は読んで字の如く(ごとく)、読みにくい漢字のこと。読み方が熟字訓や表外のものや当用漢字外であったり、国字が入っていて難しい読み方をするものも多数あります。漢字検定1級などにも頻出されるそんな難読漢字を、今回はヒント付きのクイズ形式でご紹介いたします。頭を柔らかくして、楽しみながら漢字を学びましょう!全問正解を目指してチャレンジしてくださいね。
「窘める」は何と読む?漢字検定1級レベルの超難問です。
【ヒント】窘めるは、よくない点に対して注意を与える・いましめる・苦しめる・悩ますといった意味があります。た〇〇める。「た」から始まる5文字の言葉です。
答え:窘める→たしなめる
窘めるの例文は、不作法を窘めるなどのように使います。また、窘めるの送り仮名を変えると、窘しい(あわただしい)・窘まる(きわまる)・窘まる(せまる)と読みますよ。
「聢と」は何と読む?こちらも漢字検定1級レベルの難問です。
【ヒント】聢とには、はっきりしているさま・はっきりと・確実に・分明になどという意味があります。
答え:聢と→しかと
別漢字には確と(しかと)もあります。聢との例文ですが、聢と地盤を固める・聢と考えてみるなどのように使用。また「聢」は国字で、日本で新たに案出された文字(和製漢字)で、他にも鯏(あさり)・鰯(いわし)・椚(くぬぎ)などの他多数ありますよ。
「躙る」は何と読む?漢字検定1級レベルの難しい漢字です。
【ヒント】躙るは、座ったまま、少しずつひざを使って進む・押しつけてすり動かすことをさす言葉といえば?
答え:躙る→にじる
また、躙る(ふみにじる)とも読みますよ。あわせて覚えておきましょう。
躙るの例文ですが、躙って近くへ寄る・煙草の火を躙って消すなどのように使います。
「認める」は何と読む?今回は認める(みとめる)以外の読み方ですよ!
【ヒント】 認めるには、書き記す・食事をする・整理する・処理する・支度するといった意味があります。し〇〇める。「し」から始まる5文字の言葉といえば?
答え:認める→したためる
認めるの例文は、手紙を認める・昼食を認める(したためる)のように使います。また、認める(みとめる)は目にとめる・存在を知覚する・見て、また考えて確かにそうだと判断する・能力があると判断することなどを意味します。世に認められる(みとめられる)のように使用しますよ。
「噤む」は何と読む?漢字検定1級レベルの超難問です。
【ヒント】噤むは、口を閉じて何も言わない言葉といえば?
答え:噤む→つぐむ
今回は読めそうで読めない厳選した漢字をご紹介いたしましたが、全問正解出来ましたか?漢検1級レベルの問題も4問あり、頭を抱えてしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。ぜひ、難読漢字を覚えておきましょう。すんなり読めたらきっと周りに自慢出来ちゃいますよ!
聢と(しかと)という国字が登場しましたが、遖←も国字です!意外な読み方をしますが読めますか?
Source:漢字辞典オンライン・コトバンク