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難読漢字を見ると、ついつい「どんな読み方をするのだろう。」と興味を持ってしまいます。難読漢字といわれていても簡単に読んでしまうことができる場合もあります。そんなときには、「こんな漢字ぐらい簡単に読めるよ!」なんて言いながら、心の中では「やったー、読めた!」なんて思ってしまいます。今回は二文字でできている難読漢字を用意してみました。あなたは「泡銭」という漢字を見たことがありますか、読むことができますか。
「泡銭」は「あぶくぜに」と読みます。
「泡銭」をご存知でしょうか。「泡銭」というのは、労働以外で得たお金や苦労をしないで得たお金のことです。
「鱗」という漢字を見せられると、「うろこ」と読む人が多いのではないでしょうか。しかし、「逆鱗」の場合には、「うろこ」という読み方はしません。
「逆鱗」の読み方は...。
「逆鱗」は「げきりん」と読みます。
「逆鱗」というのは、龍の喉元に逆さに生えている長い「うろこ」のことだそうです。本来、龍は大人しい生き物なのだそうですが、「逆鱗」に触れられてしまうと、龍は怒って人を殺してしまうという言い伝えがあるそうです。
現代では「逆鱗」とは「目上の人の怒り」を意味しており、目上の人に逆らって激しい怒りを買うことを「逆鱗に触れる」といいます。
漢字「徒」を使った二字熟語の中には、「徒労」などもありますね。
「徒足」の読み方は...。
「徒足」は「むだあし」と読みます。
「徒足」とは、苦労してやったことが報われないことを意味しています。「無駄足」とも書きます。
素直に読むと「はりめ」でしょうか。「しんがん」とも読めそうですが...。
「針眼」の読み方は...。
「針眼」は「みず」と読みます。
「みず」という言葉を聞いたことがある人は多くはないのではないでしょうか。でも、見たことがある人は、多分大勢います。
「針眼(みず)」というのは、針の、糸を通す穴のことです。「針の目」などという言い方もします。
「泡銭」「逆鱗」「徒足」「針眼」という二字熟語を見たことはありましたか。「あぶくぜに」「げきりん」「むだあし」「みず」という言葉やその意味を知っていたとしても、それらを漢字で書くと「泡銭」「逆鱗」「徒足」「針眼」となることをご存知の方はそれほど多くはないように思われます。
たった二文字の漢字なのに、難しい読み方をする漢字というものがあるのですね。二文字に限らず、難読漢字といわれる漢字の問題は、漢字の問題一覧 の中にたくさんあります。